主は言われた 2006


 平成18年1月5日、主は言われた。

 「わたしが与えるものをあなたがたは集め、わが手を開けばあなたががたは良い物に満ち足りる。
 わたしが顔を隠せばあなたがたは恐れ、息吹を取り上げればあなたがたは息絶え、元の塵に帰る。」


 平成18年1月10日、主は、主の民に言われた。

 「彼ら(ある教会に属する者たち)はキリストの名を語っているが、わたしに背を向け、かたくなになり、聞き従わなかった。
 わたしは忍耐し、わたしの霊を送り、預言者によって勧めたが、彼らは耳を貸さなかったので、諸国の民の手に渡す。」
 

 平成18年1月30日、主は言われた。

 「神に逆らう者らの雄牛は常に子をはらませ、雌牛は子を産んで、死なせることはない。
 彼らはわたしに、それを拒まないでくださいと願う。
 神の鞭(むち)が彼らに下ることはないと思っている。」


 平成18年(2006年)2月6日、主なる神は言われた。 

 「別の戦いが『ガト族の地』でもあった。主の民に敵対する者が出てきて主の民を辱めたが、エリエナイとハナンエルが彼らを討ち取った。これら4人は「ガト族の地」にいた者の子孫で、エリエナイとハナンエルの手によって倒された。
 災いだ、姦淫の酔いどれの誇る冠は。その麗しい輝きは、肥沃な谷にある丘を飾っているが、しぼんでゆく花に過ぎない。姦淫の酔いによろめく者よ、見よ、主は強く激しい力を持っておられる。主は、激しく降る雹、破壊をもたらす大風、御手をもって地に投げ倒す。」


  平成18年(2006年)2月10日昼、主なる神はシムラトに言われた。

 「『主なる神は生きておられる。』」ことを、もしあなたが告知し始めなかったら、追う者たちが「夜明けのとき」までその兄弟を追い続けたことだろう。


 平成18年(2006年)2月17日昼、主なる神は言われた。

 「謀る者が神殿に行くと、神殿の扉は閉じられていた。謀る者は言う。『神殿で会おう。』神殿の扉を閉じよ。聖所の扉を閉じよ。主の民は家の門と扉を閉じよ。民を襲いに来る者がある。夜、襲いにやって来る。」


 平成18年(2006年)2月18日夕、主なる神は言われた。

 「主に逆らう者らは国の権力者に倒され、地方に散らされることになった。彼らは偶像を慕い、死者にささげた供え物を食べた。この行いは主の怒りを招き、疫病が彼らの間に広がった。
 しかし、S・Sの婦人は身ごもり、預言者が告げたとおり翌年の同じ頃、子を産んだ。彼女は言った。
 『御覧ください。主が約束をなさって以来、主は約束どおり私を生き永らえさせてくださいました。今日、私は生きて子を得ました。』」
 

 平成18年(2006年)2月22日、主なる神は言われた。

 「力を奮い起こし、勇敢な者となれ。あなたがたは、わたしが油を注いだ主と共にある。
 わたしが油注いだ者は律法に忠実に行動した。しかし、彼の民を称する者たちは、わたしに背いてしまった。教皇も司祭も、彼らの先人も、わたしの律法に従わず、度重なる命令にも戒めにも、耳を貸さなかった。わたしが与えた国と豊かな恵みの中にありながら、わたしが与えた諸国の民と共にありながら、彼らはわたしに仕えようとはせず、不正と悪行を改めようとはしなかった。」


 平成18年(2006年)3月2日、主なる神は言われた(2月22日の続き)。

 「こうなったのは、主の民が、彼らを偶像崇拝の地から導き上り、偶像崇拝者の支配から解放した彼らの神、主に対して罪を犯し、他の神々を畏れ敬ったからである。」


 平成18年(2006年)3月3日、主なる神はエリエナイに言われた。

 「ソタイは、えり抜きの神の戦士から成る神の軍隊の助けを得て戦いに臨み、敵も戦士を集めて戦いに備えた。主の民は過越に際して、酵母入りのパンを食べてはならない。7日間、酵母を入れない苦しみのパンを食べなさい。あなたがたは偶像崇拝の地から急いで出たからである。こうして、あなたがたは偶像崇拝の地から出た日を生涯思い起こさねばならない。7日間、主の民の家中どこにも酵母があってはならない。祭りの初日の夕方屠った肉を、翌朝まで残してはならない。また今年は7年目の律法の朗読の年である(『申命記31・9〜13)。
 謀る者が神殿に行くと、神殿の扉は閉じられていた。謀る者は言う。「神殿で会おう。」神殿の扉を閉じよ。聖所の扉を閉じよ。」


   平成18年(2006年)3月5日、主なる神は言われた。

 「天地は滅びても、わたしは滅びることがない。すべては衣のように朽ち果てる。時が来れば、すべては替えられる。しかし、わたしが変わることはない。わたしの歳月は終わることがない。わたしの僕らの末は住むところを得、子孫はわたしの前に固く立てられるであろう。
 わが民よ、主をたたえよ。あなたの内にあるものはこぞって、聖なる名をたたえよ。」


 平成18年(2006年)3月7日、主なる神は「失われたイスラエル」に告げて言われた。

 「見よ、今日、あなたがたは奴隷にされている。あなたがたの先祖に与えた土地、その実りと恵みを楽しむように、与えた土地にあって、見よ、あなたがたは奴隷にされている。
 その土地の豊かな産物も、わたしがあなたがたの罪のために立てた諸国の支配者のものとなり、あなたがた自身も、家畜も、この支配者たちの意のままに、あしらわれている。あなたがたは大いなる苦境の中にある。
 これらすべてを顧みて、あなたがたは誓約して、書き留め、あなたがたの祭司の捺印を添えよ。捺印した者は主の神殿にその名を刻まれる。」


平成18年(2006年)3月8日、主なる神は言われた。

 「4本の角のうちの1本からもう1本の小さな角が生え出て、非常に強大になり、南へ、東へ、更にあの『麗しの地』へと力を伸ばした。これは天の万軍に及ぶまで力を伸ばし、その万軍、つまり星のうちの幾つかを地に投げ落とし、踏みにじった。」
 主が授けられた書の中にこう記されているのを見い出すならば、気づくであろう。
 イスラエル(主の民)は第7の月の祭の期間を仮庵で過ごさなければならず、「失われたイスラエル」にこれを知らせ、次のような布告を出さなければならない。
 「山に行き、オリーブの枝、野生オリーブの枝、ミルトスの枝、なつめやしの枝、その他の葉の多い木の枝を取って来て、書き記されているとおりに仮庵を作りなさい。」
 わが民は出て行き、枝を持って来て、各自の家の屋上、庭、神殿の庭、門の広場に仮庵を作った。こうして捕囚の地から帰った人とその会衆は、皆で仮庵を作り、そこで過ごした。「日本」の地で、国の初めからこの日まで、このような祝いを行ったことはなかった。それは、まことに大きな喜びの祝いであった。


 平成18年(2006年)3月23日夕、主なる神は「キリスト者」をかたっている者らに向かって言われる。

 「『ある教会に属する者たち』はエリエナイをねたみ、ハナンエルをねたんだ。
 『キリスト者』を語っている者たちよ、聞け。
 わたしの民は、そのまことに貴い兄弟たちに協力するものであり、神の僕によって授けられた神の律法に従って歩み、主の戒めと法と掟をすべて守り、実行することを誓い、確約する者である。
 わたしの民は、この地の民が安息日に商品をはじめ、いかなる種類の穀物を持って来て売ろうとしても、安息日と他の聖なる日には買わない。 わたしの民は7年ごとに、あらゆる負債を免除する。
 ケルビムの上に座す主の民の神、わたしだけが天と地を造った神である。」


 平成18年(2006年)3月24日、主なる神は「キリスト者」をかたっている者らに向かって言われる。 

 「彼らがわたしに尋ねても、わたしは答えない。彼らはわたしの僕エリエナイに、『あなたがたには、わたしたちの教会の護りが必要だ。』と言ったが、それはかつてイスラエルの王アハブがしようとしたことと同じであった。
 アハブの妻イゼベルが彼に、「どうしてそんなに御機嫌が悪く、食事もなさらないのですか。」と尋ねると、彼は妻に語った。『イズレエルの人ナボトに、彼のぶどう畑をわたしに買い取らせるか、あるいは望むなら代わりの畑と取り替えさせるか、いずれにしても譲ってくれと申し入れたが、畑は譲れないと言うのだ。』
 主なるわたしは天を傾けて降り、密雲を足もとに従える。護りが必要なのは、彼らの方であった。わたしの護りを得ない彼らは、『荒らす憎むべきもの』に捕らわれた。彼らは偽預言者に率いられ、間もなく竜と獣、すなわち反キリストを迎える。
 捕らわれるべき者は、捕らわれて行く。」


 平成18年(2006年)3月27日、主の御使いが「キリスト者」をかたっている者らに向かって言われる

 「主に感謝をささげて御名を呼べ。」


 平成18年4月6日、わたしエリエナイはある幻のゆえにぼう然となり、理解できずに、務めに戻って何日か疲れ果てていた。

 その幻はこうである。「大阪で、再び主に逆らう一族との戦いがあった。このときは、主の民が彼らを打ち倒した。大阪で、また彼らとの戦いがあったとき、ハナンエルがガト族(ガト族は主の民であったが離反した)の巨人を打ち倒した。巨人は巨大な槍を持っていた。別の戦いが大阪にあるガト族の地でもあった。彼らは、堕天使と人が交わって産まれた巨人の子孫とガト族との間の子孫で、手足の指が6本ずつ、併せて24本ある女が出て来て、主の民を辱めたが、ハナンエルとわたしが討ち取った。これら4人は、主の僕とその仲間の手によって倒された。わたしたちは、主がすべての敵の手から、また彼らの手からわたしたちを救い出された日に、次の言葉をもって主に歌をささげた。主はわたしの岩、砦、逃れ場。・・・」


 平成18年4月21日、神の霊が御子とケルビムと共に、主の聖所にあった。ケルビムは、主が命じられるとどこにでも進む車輪と共にあり、その頭上に水晶のように輝くものがあり、主の御座があった。それはケルビムの頭上に高く広がっていた。水晶のように輝くものの下に4つの生き物の顔を持つ4体のケルビムがいて、それぞれの6つの翼のうちの一対の翼がまっすぐに伸びて互いに触れ合い、他の一対の翼は体を覆っていた。ケルビムはその顔の向きで預言者たちに時を知らせるのである(わたしたちはこれによって「終わりのとき」を知る)。
 主は言われた。「過越に、主の契りの朗読に集った者は、エリエナイ、ハナンエル、シムラト、エダヤ、ソタイである。ソタイは、地の支配者たちの意のままに、あしらわれ、大いなる苦境の中にいる。」


 平成18年4月26日から5月1日にかけて、主は言われた。

 主への畏れは清く、いつまでも続き、主の裁きはまことで、ことごとく正しい。金にまさり、多くの純金にまさって望ましく、蜜よりも、蜂の巣の滴りよりも甘い。この地の権力者たちは、こう言い放った。「この地の権力者の言葉を聞け。彼にだまされるな。彼はお前たちを救い出すことはできない。わたしたちは彼の敵を救う。わたしたちの中には白髪の老人もある。」
 神に従う人は悪を行う者を憎む。


 平成18年6月5日、主は言われた。

 「主なるわたしは宣言した。『わたしはあなたたちにカナンの地を、嗣業として継がせよう』と。
 わたしはまた言った。『異国の地へ移って寄留している失われたイスラエルには、難を免れ生き残り、地に残りうる者はほとんどいない。彼らはそこに住むことを切望しているが、少数の難を免れた者を除けば、だれも帰ることはできない。』
 わたしは声をあげて言う。 『わたしの矢は飛び交い、稲妻は散乱する。わたしの叱咤(しった)に海の底は姿を現し、わが怒りの息に世界はその基を示す。わたしは高い天から御手を伸ばしてあなたたちをとらえ、大水の中から引き上げる。敵は力があり、あなたたちを憎む者は勝ち誇っているが、なお、わたしはあなたたちを救い出す。』」


 平成18年6月6日、主はわたしに言われた。

 「あなたはその昔、言った。『民が富めば、裏切り、主など何者かと言うおそれがあります。貧しければ、盗みを働き、神の御名を汚しかねません。』しかし、もはやその心配はない。
 あなたはかつて、言った。『聖所の門を守り、見張ります。聖所に入ることが赦されていない者で、聖所に入って、なお生き長らえることのできる者があるでしょうか。』
 わたしが命じたにもかかわらず、彼らが聖所を犯すならば、それをした諸国の民は滅ぼされる。しかし、あなたたちがそれによって滅ぼされることはない。」


 平成18年6月6日、主はわたしに言われた。

 「『たとえモーセとサムエルが執り成そうとしても、わたしはこの民を顧みない。わたしの前から彼らを追い出しなさい。』とわたしが言ったとき、わたしはあなたに手を延べ、言った。『立って、平野に出て行きなさい。そこでわたしはあなたに語る。』と。
 わたしはあなたを捕囚の地から連れ出し、語った。
 わたしの道を求める者に、わたしの道と、世の『終わりの日』の幻の解釈を聞かせよ。聞く耳のある者は、聞いて悟るがよい。」
 (この後、わたしエリエナイは7月9日まで毎週、主の神殿の会堂で、主の道と、世の「終わりの日」の幻の解釈を説いた。)


 平成18年7月5日、主は言われた。

 「わたしに尋ねたいならば、尋ねるがよい。わたしは答える。
 わたしに尋ねる者は、わたしの答えに満ち足りることができる。」


 平成18年7月10日、わたしが主の神殿の会堂で、主の道と、世の「終わりの日」の幻の解釈を説き終えると、主は言われた。

 「これを聞いて行う者は、苦難の日に主なるわたしがあなたに答え、ヤコブの神、イエスの父なる神の名があなたを高く上げ、聖所から助けを遣わし、あなたを支える。
 わたしはあなたの供え物をことごとく心に留め、あなたのささげる献げ物を快く受け入れ、あなたの心の願いをかなえ、あなたの計らいを実現させる。
 あなたがたがわたしの勝利に喜びの声をあげ、あなたがたの神の名によって旗を掲げることができるように。わたしが、あなたの求めるところを、すべて実現させる。
 今、あなたは知った。わたしは油注がれた者に勝利を授け、聖なる天から彼に答えて、わたしが右の手による救いの力を示すことを。
 力を誇る者もあり、財産を誇る者もあるが、あなたがたは、あなたがたの神、主の名を唱える。前者は力を失って倒れるが、あなたがたは力に満ちて立ち上がる。
 主なるわたしは、勝利を与え、呼び求めるあなたがたに答える。」


 平成18年7月13日、主はわたしエリエナイに言われた。

 「かつてペルシャのクロス王は、銀と金の器、家財、家畜、高価な贈り物をもって、わが民イスラエルを支援した。彼らが帰還した地イスラエルで生まれる息子、娘、この地で彼らを産む母、彼らをもうけた父について、わたしはこう言う。彼らは弱り果てて死ぬ。嘆く者も、葬る者もなく、土の肥やしとなる。彼らは剣と飢饉によって滅びる。その死体は空の鳥、野の獣の餌食となる。あなたはその地に入るな。嘆くために行くな。悲しみを表すな。わたしは彼らから、わたしの与えた平和も慈しみも憐れみも取り上げる。身分の高い者も低い者もその地で死に、彼らを葬る者はない。彼らのために嘆く者も、体を傷つける者も、髪をそり落とす者もない。死者を悼(いた)む人を力づけるために、パンを裂く者もなく、死者の父や母を力づけるために、杯を与える者もない。」


 平成18年8月17日、主は、主の民に言われた。

 「あなたがたの敵はこう言っていた。『気づかれず、見つからないように侵入し、彼らを打ち殺して、神殿建設の工事をやめさせよう。』あなたがたは城壁外の低い所、むき出しになった所に、注意せよ。敵を恐れるな。わが名を唱えて、兄弟である主の民のために。」


 平成18年9月22日、主はハナンエルの願いに応えて言われた。

 「あなたは神の栄光を物語り、わが手の業を示せ。
 財宝を頼みとし富の力を誇る者も、世の知恵ある者も、無知な者や愚かな者と共に滅び、自分の名を付けた地所を持っていても、その土の底だけが彼らのとこしえの家。代々に、彼らが住まう所。人間は栄華のうちにとどまることはできない。屠られる獣に等しい。それが自分の力に頼る者の道。自分の口の言葉に満足する者の行く末。彼らの行く末に心を砕く必要はない。
 わたしは、わが裁きと紛争の解決のために、レビ人、祭司、会堂司を任命した。彼らがすべきことはこれである。
 『主を畏れ敬い、忠実に、全き心をもって努めを果たせ。主の民が自分の住んでいる町から祭司たちに訴え出るときはいつでも、それが傷害事件であれ、律法、戒め、規定、掟に関する問題であれ、彼らが主に罪を犯して、怒りが主の民全体に降りかかることがないように、彼らを戒めなさい。このように行えば、あなたたちが罪を犯すことはない。主に関する事柄についてはすべて、大祭司ハナンエルが祭司、レビ人、会堂司の上に立って責任を負い、会堂に召集する主の民と異邦人に関する事柄についてはすべて、会堂司ソタイが責任を負う。エダヤが祭司の補佐をする。勇気を持って行え。主が善を行う者と共にいる。』」


 平成18年9月25日、主なる神はソタイのことについて、わたしに言われた。

 「彼が帰ろうとするなら、わたしのもとに帰らせよう。」


 平成18年9月28日夕、御使いが来てわたしに1つの幻を見せた。

 家臣たちは王を戦車から降ろし、王の車に乗せてエルサレムに連れ帰った。王は死んで、先祖の墓に葬られた。ユダとエルサレムのすべての人々が彼の死を嘆いた。
 御使いはこの幻について解き明かしをした。そして、こう言った。「この解き明かしは封じておきなさい。それを解き明かしてはならない。」


 平成18年9月29日朝、主なる神はソタイのことについて、わたしに言われた。

 「彼がわたしを忘れ、むなしいものに依り頼んだからだ。」


 平成18年9月29日夕、主なる神はソタイに言われた。

 「お前は自分自身を正しい者のようにしたことを恥じ、その恥辱(ちじょく)を負わねばならない。わたしは捕らわれた彼女たちを帰らせる。すなわち、捕らわれた娘たち、および彼女たちと共に捕らわれた者たちを帰らせる。お前は自分の不名誉を負わねばならない。また、お前が彼女たちを慰める結果となったすべての行いのゆえに、不名誉を負わねばならない。」


 平成18年の主の贖罪日に、主は、貧しい者を救い上げ、驕(おご)る者を引き下ろされ、わたしに言われた。

 「たとえ、あなたとハナンエル、シムラトが執り成そうとしても、わたしは彼らを顧みない。わたしの前から彼らを追い出しなさい。彼らがあなたに向かって、『どこへ行けばよいのか』と問うならば、彼らに答えて言いなさい。『主はこう言われる。疫病に定められた者は疫病に、剣に定められた者は剣に、飢えに定められた者は飢えに、捕囚に定められた者は捕囚に。』
 わたしは彼らを4種のもので罰する。剣が殺し、犬が引きずって行き、空の鳥と地の獣が餌食として滅ぼす。わたしは地上のすべての者が、彼らを見て恐怖を抱くようにする。それは彼らがしたことのためである。
 誰が彼らを憐れみ、誰が彼らのために嘆くであろうか。誰が安否を問おうとして、立ち寄るであろうか。彼らはわたしを捨て背いて行った。わたしは手を伸ばして彼らを滅ぼす。彼らを憐れむことに疲れた。


  平成18年10月3日夕、わたしは主の言葉を心に留めた。わたしは先にも幻を見たが、その後、また幻を見た。

 主は言われた。「彼はわたしを忘れ、むなしいものに依り頼んだ。それゆえ、わたし自身が彼の着物の裾(すそ)を顔まで上げ、彼の恥はあらわになった。その淫らな行い、忌むべき行いを、わたしは見た。彼は、清いものには成り得ないのか。彼は災いだ。彼は谷間の岩を自分の分とし、自分の運命とし、それらに献げ物をささげた。高い山の上にも、彼は上って献げ物をささげた。わたしが彼を容赦すると思うのか。」


 平成18年10月3日夜、主はわたしに言われた。

 「わたしは彼らを敵の手に渡し、彼らを苦しめた。彼らが苦難の中から叫び声をあげると、わたしは天にあってそれを聞き、豊かな憐れみをもって、次々と救い手を送り、苦しめる者の手から救い出した。しかし、平穏になると、彼らは再びわたしの前に悪を行ったので、わたしは彼らを敵の手に任せ、その支配下に落とした。彼らが再び叫び声をあげると、わたしは天にあってそれを聞き、豊かな憐れみをもって彼らを救い出した。律法に立ち帰るようにと、わたしは彼らに勧めたが、彼らは傲慢になり、命令に耳を貸さず、わたしの法に背いた。これを守って命を得るはずであったが、彼らは背を向け、かたくなになり、聞き従おうとしなかった。」


 平成18年10月10日朝、主はハナンエルの祈りに応えて言われた。

 「ハナンエルよ、見よ。」と主は言われる。
 「傾ける者を彼に遣わす日が来る。彼らは彼を傾け、器から注ぎ出し、壷を砕く。
 彼は背を向け、かたくなになり、聞き従おうとしなかった。」


 平成18年10月15日、主はソタイに言われた。

 「ソタイよ、お前は言うな。主は御自分の民とわたしを区別される、わたしは枯れ木にすぎない、と。なぜなら、わたしはお前に言う。お前がわたしの安息日を常に守り、わたしの望むことを行い、わたしの律法を固く守るなら、わたしはお前の名を『いのちの書』に記し、息子・娘を持つにまさる記念の名を、わたしの家、わたしの城壁から消さない。お前が、主なるわたしに仕え、主なるわたしの名を愛し、僕となり、安息日を守り、それを汚すことなく、わたしの律法を固く守るなら、わたしはお前を聖なるわたしの山に導き、わたしの祈りの家の喜びの祝いに連なることを許す。お前がすべての献げ物をささげ、贖罪の献げ物をささげるなら、わたしの祭壇で、わたしはそれを受け入れる。わたしの家は、すべての民の祈りの家だからだ。追い散らされたイスラエルを集める、主なるわたしは言う。既に集められた者に、更に加えて集めよう、と。野のすべての獣よ、森のすべての獣よ、食べに来るがよい。新しい歌を主なるわたしに向かってうたい、美しい調べと共に喜びの叫びをあげよ。主なるわたしの言葉は正しく、わが手の業はすべて真実である。」
 主はさらにソタイに言われた。
 「お前はわたしの律法に従わず、度重なる命令にも戒めにも耳を貸さなかった。わたしがお前を苦難の中から助け出したにもかかわらず、お前はわたしに仕えようとはせず、不正と悪行を改めようとはしなかった。見よ、お前は裁判で敵に破れ、わたしが与える実りと恵みを楽しむはずが、見よ、お前は敵の奴隷のようになった。お前に与えられるはずの収穫は、お前の罪のために諸々の敵のものとなる。お前は自らの罪のために敵に破れ、バビロン(会社)の支配者に奴隷のようにあしらわれ、大いなる苦境の中にある。」


 平成18年10月15日、主はシムラトの願い望みに応えて言われた。

「わたしが波を高くしたので彼らは天に上り、深淵に下り、苦難に魂は溶けた。
 シムラトよ、あなたはこのことから何を悟るか。
 『エッサイは、パンを積んだろばとぶどう酒の入った革袋と子山羊1匹を用意し、息子ダビデに持たせてサウルに送った。ダビデはサウルのもとに来て、彼に仕えた。王はダビデが大層気に入り、王の武器を持つ者に取り立てた。サウルはエッサイに言い送った。“ダビデをわたしに仕えさせるように。彼は、わたしの心に適った。”』」


 平成18年10月18日、主は言われた

 「町は2方向に大きく広がっているが、その中に住む民は少数で、主の民の家屋は建てられてはいない。わたしは民を集め、家系に従って登録させ、最初に帰還した人々の名簿として記録させた。そこには次のように記録されている。
 わたしのもとに立ち帰った人々は、次のとおりである。彼らは、偶像崇拝者たちの支配者によって支配されていたが、わたしのもとに帰ったものである。彼らは、エリエナイ、ハナンエル、シムラト、エダヤ、ソタイである。しかしソタイは、その帰路の途中で道から反れた。
 ソタイはまた、わたしの業を『歴代誌』に記さなかった。わたしに立ち帰らないならば、ソタイは偶像崇拝者である先祖と共に眠りにつき、偶像崇拝者の町に先祖と共に葬られる。彼は9年間、主の民と共にあった。
 角笛を吹き鳴らせ。新月、満月、あなたがたの祭りの日に。
 わたしは笑いは狂気だと言い、快楽に対しては、何になろうと言った。」


 平成18年10月29日夕、主なる神はソタイに言われた。

 「お前は自ら進んで、次のようにわたしに契約書を記したのではなかったか。
 『そのまことに貴い兄弟たちに協力するものであり、神の僕モーセによって授けられた神の律法に従って歩み、わたしたちの主、主の戒めと法と掟をすべて守り、実行することを誓い、確約するものである。(平成18年3月8日)』と。」


 平成18年11月9日、主なる神はエリエナイに言われた。

 「わたしは新年祭にそこで3日間安息した。
 ソタイは聞き従うことを拒み、彼に示した驚くべき業を忘れ、かたくなになり、エジプトの苦役に戻ろうと考えた。しかし、わたしは罪を赦す神。恵みに満ち、憐れみ深く、忍耐強く、慈しみに溢れる神。彼のゆえにではなく、わたし自身のために、彼を見捨てることはしないでおこう。彼が自分の神を造り、自分を救ってくれた神だと称し、背信の大罪を犯したときも、彼がわたしに立ち帰ることを願ったのを信じた。」


 平成18年11月14日、主なる神はエリエナイに、ソタイが献げた祈り(11月14日に届いた16日付)について、こう言われた。

 「かつてソタイは言った。『わたしの道を守ろう、舌で過ちを犯さぬように。』と。彼は口を閉ざして沈黙し、あまりに黙していたので苦しみがつのり、わたしに話し始めたのか。わたしは天から雷鳴をとどろかせ、声をあげる。ソタイは当てにならない川の流れのようになった。ソタイに対してわたしはこう言う。『お前が帰ろうとするなら、わたしのもとに帰らせ、わたしの前に立たせよう。お前が軽率に言葉を吐かず、熟慮して語るのなら。エリエナイがお前の所にいるのではない。ソタイよ、お前こそ、エリエナイのもとに帰るのだ。』」


 平成18年11月16日朝、主なる神はわたしエリエナイに、こう言われた。

 「苦難の中から主を呼び求め、わたしを呼び求める声が神殿に響き、叫びがわたしの耳に届く。
 わたしの怒りに地は揺れ動き、天の基は震え、揺らぐ。
 わが怒りに煙は噴き上がり、わが口の火は焼き尽くし、炭火となって燃えさかる。
 主は、わたしエリエナイに言われた。『この民のために祈ったり、幸いを求めてはならない。わたしは知っている。わたしはあなたを思い、あなたを顧み、あなたを迫害する者に復讐する。あなたがわたしのゆえに辱めに耐えているのを知っている。』」


 平成18年11月17日朝、主なる神はこう言われた。

 「野のすべての獣よ、森のすべての獣よ、食べに来るがよい。
 かつて『主の民』の教区長や総督に任命された者らはだれも見る力がなく、何も知らない。
 口を閉ざされた犬で、ほえることができない。伏してうたたねし、眠ることを愛する。
 この犬どもは強欲で飽くことを知らない。彼らは自ら望んで羊飼いとなりながらそれを自覚せず、それぞれ自分の好む道に向かい、自分の利益を追い求める者ばかりだ。
 ソタイは心の中で言う。
 『なぜ、わたしの傷は重くて、いえないのですか。あなたはわたしを裏切り、当てにならない川の流れのようになりました。』
 それに対してわたしはこう言った。
 『お前が帰ろうとするなら、わたしのもとに帰らせ、わたしの前に立たせよう。もし、あなたが軽率に言葉を吐かず、熟慮して語るのなら。エリエナイがお前の所にいるのではない。ソタイよ、お前こそ、エリエナイのもとに帰るのだ。』と。
 ハナンエルとシムラトはエリエナイの正しさを証明する。ハナンエルもシムラトも正しいからだ。
 わたしは彼ら(エリエナイ、ハナンエル、シムラト)を、聞き取ることができない不可解な言語や難しい言葉を語る多くの民に遣わしたのではない。もしわたしが彼らをそれらの民に遣わすのなら、聞いた者たちは聞き従うであろう。しかし、『主の民』の家は、彼らに聞こうとしない。まことに、『主の民』の家はわたしに聞こうとしない者だ。まことに『主の民』の家はすべて、額も硬く心も硬い。今やわたしは、エリエナイとハナンエルとシムラトの顔を彼らの顔のように硬くし、その額を彼らの額のように硬くする。その額を岩よりも硬いダイヤモンドのようにする。『主の民』の家が反逆の家だからといって、彼らを恐れ、彼らの前にたじろぐことはない。」
 更に主は言われた。
 『人の子エリエナイよ、わたしがあなたに語っているすべての言葉を伝えなさい。かつて同胞であった者らが聞き入れようと拒もうと、『主なる神はこう言われる』と言いなさい。」
 そのとき霊がわたしエリエナイを引き上げた。わたしは背後に、大きなとどろく音を聞いた。主の栄光が、その御座から上るときの音である。
 主は更に言われた。
 『野のすべての獣たちにも、わたしの言葉はすべて食物となる。あなたは安息の年を7回、すなわち7年を7度数えなさい。7を7倍した年は49年である。その年の第7の月の10日の贖罪日に、雄羊の角笛を鳴り響かせる。あなたたちは国中に角笛を吹き鳴らす。』」


 平成18年11月30日朝、主なる神はこう言われた。

 「わたしは『主の民』のためにわたしの僕を立て、彼と共にある限り、敵の手から彼らを救ったが、それは圧迫し迫害する者を前にしてうめく彼らを、わたしが哀れに思ったからである。しかし、わたしが彼らを救うと、彼らはまた先祖よりいっそう堕落して、他の神々に従い、これに仕え、ひれ伏し、その悪い行いとかたくなな歩みを何一つ断たなかった。わたしは『主の民』に対して怒りに燃え、こう言う。『この民はわたしが命じたわたしの契約を破り、わたしの声に耳を傾けなかったので、その敵を、わたしはもうこれ以上一人も追い払わないことにする。彼らによって『主の民』を試し、先祖が歩み続けたように主の道を歩み続けるかどうかを見るためである。』
 わたしは彼らの敵をそのままとどまらせ、すぐ追い払うことはしない。彼らの敵をわたしの僕の手に渡すこともしない。」
 わたしエリエナイが立って平野に出て行くと、そこに川の河畔で見た栄光と同じ主の栄光がとどまっていた。わたしは主にひれ伏した。主の霊がわたしの中に入り、わたしを自分の足で立たせた。そのとき彼はわたしに語りかけ、わたしに言われた。
 「あなたは自分の家に入って閉じこもりなさい。」


 平成18年12月5日朝、主なる神はこう言われた。

 「会堂司も、先任の教区長らと同様、、わたしの律法に従わず、度重なる命令にも戒めにも、耳を貸さなかった。
 わたしが与えた地と豊かな恵みの中にありながら、彼もわたしに仕えようとはせず、不正と悪行を改めようとはしなかった。
 見よ、今日、彼は奴隷にされている。彼に与えた実りと恵みを楽しむように、導き入れた地にありながら、見よ、彼は奴隷にされている。
 その地の豊かな産物も、わたしが彼の罪のために立てた異邦人のものとなり、彼自身も、支配者たちの意のままに、あしらわれる。
 エリエナイよ、ハナンエルよ、あなたが行く地で角笛を吹き鳴らせ、シムラト、エダヤと共に祝う新月、満月、わたしの祭りの日に。
 これはイスラエルに対する掟。ヤコブの神、主なるわたしが命じたこと。わたしがエジプトの地を攻めたとき、ヨセフに授けた定め。」

 わたしエリエナイは主の思いがけない御言葉を聞くことになった。
 「主なるわたしが、あなたの肩の重荷を除き、籠を手から取り去る。わたしは苦難の中から呼び求めるあなたを救い、雷鳴に隠れてあなたに答え、メリバの水のほとりであなたを試した。
 わたしは知っている。主なるわたしはあなたを顧み、あなたを迫害する者に復讐する。いつまでも怒りを抑えて、あなたが取り去られるようなことがないようにする。あなたがわたしのゆえに辱めに耐えているのを知っている。
 あなたがわたしの言葉を見いだしたとき、あなたはそれをむさぼり食べた。わたしの言葉は、あなたのものとなり、あなたの心は喜び躍った。
 わたしは主なる神。あなたはわたしの名をもって呼ばれている者だ。
 わたしは正しく行った。わたしは忠実に行った。
 にもかかわらず会堂司は、先任の教区長らと同様、、わたしの律法に従わず、度重なる命令にも戒めにも、耳を貸さなかった。
 わたしが与えた地と豊かな恵みの中にありながら、彼はわたしに仕えようとはせず、不正と悪行を改めようとはしなかった。
 だから彼は、実りと恵みを楽しもうとして、どこに行こうとも、見よ、更にひどい奴隷の扱いを受けることになる。
 すべてが、わたしが彼の罪のために立てた異邦人のものとなり、彼自身も、人々の意のままに、あしらわれる。」


 平成18年12月15日朝、主なる神はわたしエリエナイに、こう言われた。

 「ベニヤミンには、長男ベラ、次男アシュベル、三男アフラ、四男ノハ、五男ラファが生まれた。ベラの子は、アダル、ゲラ、アビフド、アビシュア、ナアマン、アホア、ゲラ、シェフファン、フラム。
 見よ、枕もとに焼き石で焼いたパン菓子と水の入った瓶(かめ)がある。エリエナイよ、そのパン菓子を食べ、水を飲んで、また横になったならば、旅立て。」


 平成18年12月15日昼、主なる神はわたしエリエナイに、こう言われた。

「わたしは口を閉ざして沈黙してはいない。わたしは、わたしの僕である預言者と祭司に向かって語る。」


 平成18年12月30日夕、主は言われた。平成18年12月30日夕、主は言われた。

「主に反逆したために皮膚病を患った人を清めるときは、祭司は約300ccのオリーブ油を調え、オリーブ油の一部を取って自分の左の手のひらに注ぎ、そこに右手の指を浸してその油を7度主の御前に振りまく。次に、手のひらに残ったオリーブ油の一部を、清めの儀式を受ける者の右の耳たぶ、右手の親指、右足の親指に塗り、更に賠償の献げ物のいのちの上にも塗る。」



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