主は言われた 2002
平成14年4月8日、控訴審判決が名古屋高裁であり、小島裕史裁判長(退官のため伊東一広裁判長が代読)は 、懲役3年6月とした1審・名古屋地裁判決を破棄、逆転無罪を言い渡した。
判決で小島裁判長は、門主の西川義俊被告と、系列寺院「満願寺」元住職の宇崎晴翔被告の詐欺罪については認めた。 西川と宇崎については後に最高裁で有罪が確定した。門主は6年の懲役刑であった。私に責任転嫁して罪を逃れようとしたことが裏目に出た。これにより、本覚寺・明覚寺で逮捕・起訴された僧侶11人のうち、ただ1人、奇跡の逆転無罪となり、他の僧侶10人の有罪が確定したのである。
平成11年(1999年)3月31日から4月2日にかけて、主はこう言われていた。
1999年(平成11年)3月31日、主は、主に従って偶像崇拝と偽りの師である門主のもとを出エジプトした「主の民」に言われた。
「わたしは検察官の口にくつわをはめ、来た道を通って帰って行くようにする。あなたたちにその事を示すしるしはこうである。今年は落ち穂から生じた穀物を食べ、2年目は自然に生じたものを食べ、3年目には種を蒔いて刈り入れ、畑を作り、その実りを食べる。わが民の家の中で難を免れ、残った者たちは再び根を下ろし、上には実を結ぶ。『聖なる所』から、残った者が、聖なる丘から、難を免れた者が現れ出る。わたしの熱情がこれを成就する。この国の権力者がわが聖所に入ることはない。またそこに向かって来ることも、そこに対して塁を築くこともない。彼は来た道を引き返し、そこに入ることはない。わたしはわが聖所を守り抜いて救う。わたし自らのために、わが僕のために。わたしはキュロスに命じて捕らわれの僕を帰還させる。」
翌4月1日、主はまた言われた。「あなたを照らす光は上り、主の栄光はあなたの上に輝く。」
御使いは言った。「言っておくが、神は速やかに裁いてくださる。」
主は言われた。「神を信じなさい。はっきり言っておく。少しも疑わず、神の言われる通りになると信じるならば、その通りになる。あなたが祈り求めるものはすべて既に得られたと信じなさい。そうすれば、その通りになる。また、祈るとき、誰かに対して何か恨みに思うことがあれば、赦してあげなさい。そうすれば、あなたがたの天の父も、あなたがたの過ちを赦してくださる。
あなたは、このことを覚えておきなさい。わたしが神殿の境内を歩いていると、祭司長、律法学者、長老たちがやって来て、言った。『何の権威で、このようなことをしているのか。誰が、そうする権威を与えたのか。』わたしは言った。『ヨハネの洗礼は天からのものだったか、それとも人からのものだったか。』彼らは論じ合った。『天からのものだと言えば、では、なぜヨハネを信じなかったのかと言うだろう。しかし、人からのものだと言えば・・・』彼らは群集が怖かった。そこで、『分からない』と答えた。
その時まで、苦難が続く。しかし、その時には救われるであろう。お前の民、あの書に記された人々は。その時、多くの者が眠りから目覚める。ある者は永遠の生命に入り、ある者は永久に続く恥と憎悪の的となる。目覚めた人々は大空の光のように輝き、多くの者の救いとなった人々は、とこしえに星と輝く。」
続く4月2日、主は言われた。「わたしはあなたに罪をかぶせた者らの偽証を暴く。彼らが偽証人であったことを、彼ら自身の証言によって明らかにする。わたしは彼らがあなたを陥れようとしたのと同じことを彼らに対して行う。こうしてその日、あなたの無実が証明される。」
主はまた言われた。「人に惑わされないように気をつけなさい。あなたが引き渡され、法廷に連れて行かれる時、何を言おうかと取り越し苦労をしてはならない。その時には、教えられることを話せばよい。実は、話すのはあなたではなく、聖霊なのだ。最後まで耐え忍ぶ者は救われる。一切のことを前もって言っておく。」
私は、これらのことを手紙に書いて、主の聖所の主の民に送った。主の民たちは、この主の教導を聞いた。
この預言から、ちょうど3年後の逆転無罪。こうして主の幻は現実のものとなった。裁判にかかわったすべての人々が、主の証人となった。
平成14年9月7日(主の民暦の第7の月の1日・新年祭)、主なる神は言われた。
裁きの門にいる役人は皆、裁き司(裁判長)が来るとひざまづいて敬礼した。権力者がそのように命じていたからである。しかし、わたしの預言者はその日、彼にひざまづかず、敬礼しなかった。彼はわたし、主なる神以外のものに、いかなる状況下でもひざまづくことはない。
わたしの民よ、彼のようにわたしの教えを聞き、私の口の言葉に耳を傾けよ。わたしは口を開いて箴言(真理)を、いにしえからの教えを告げよう、あなたたちが聞いて悟ったこと、わたしがあなたたちの先祖にも語り伝えたことを。
あなたたちは、わたしの言葉を隠さず後の世代に語り継げ、主への賛美、主の力、わたしが成し遂げた驚くべき業を。
わたしは預言者を選んで主の民の中に定めを与え、主の民の中に教えを置き、それを後の世代に示すように、あなたたちに命じた。後の世代が起こるとき、彼らもそれを知り、その子らに語り継がねばならない。子らが神に信頼を置き、神の業を決して忘れず、その戒めを守るために、先祖のような頑なな反抗の世代とならないように、心が確かに定まらない世代、神に不忠実な霊の世代とならないように。
東にいた民は、ひとたびは主の民に連なったが、神の聖なる戦いの日に裏切って偶像崇拝に引き返した。彼らは神との契約を守らず、その教えに従って歩むことを拒み、わたしが成した驚くべき業をことごとく忘れた。
わたしは偶像崇拝の教団で、彼らに対して不思議な業を行い、偶像崇拝の教団を支配者に捕らわせている間に、預言者を通して彼らにあらわれ、かつてエジプトでしたように、彼らをそこから導き出した。かつて、モーセとアロンによって彼らを導いたように、預言者と大祭司によって彼らを導いた。
わたしはかつて荒野で岩を開いて豊かな水を飲ませたように、彼らにとって命の水であるわたしの言葉を惜しみなく豊かに与えた。岩から流れを引き出すように、命の水は大河のように流れ下った。
ところが彼らはなお神に向かって罪を重ね、わたしに反抗した。心のうちに神を試み、欲望のままに富を得ようとし、神に対してつぶやいて言った。「神はわたしたちの欲望を満たすことができるだろうか。神は言葉を出すが、神は民にパンを与えることができるだろうか。」と。
わたしは、これを聞いて憤った。わたしの言葉は彼らを焼き尽くす火となって彼らに向かって燃え上がり、怒りは彼らに向かって燃えさかった。彼らは神を信じようとせず、神の救いに依り頼まなかった。
それでもなお、わたしは上から天の扉を開き、彼らの上に命のマナであるわたしの言葉を降らせ、食べさせた。わたしは天からの穀物を彼らに与え、人は天使のパンを食べた。わたしは飽きるほどの糧を送った。わたしは彼らの家族とそのまわりにも、十分な恵みを与えた。彼らは食べて飽き足ることができた。わたしは彼らの欲望を満たした。
彼らがまたその欲を離れず、食物がなお口の中にあるうちに、わたしの怒りが彼らの中に燃えさかり、彼らのうちの最も強い者を倒し、若者たちを打ち倒した。
すべてこれらのことがあったにもかかわらず、彼らはなお罪を犯し、わたしの驚くべき業を信じなかったので、わたしは彼らの生涯に恐怖を与えた。わたしが彼らに恐怖を与えると、彼らは神を求め、立ち帰って、神を捜し求めた。
「神は岩、いと高き神は贖い主」と唱えながらも、その口をもって神を侮り、下をもって欺いた。彼らの心は私に対して確かに定まらず、その契約に忠実ではなかった。
しかし、わたしは憐れみ深く、罪を贖う神。彼らを滅ぼすことなく、繰り返し怒りを鎮め、憤りを尽くすことはなかった。
わたしは心に留めた、人間は肉にすぎず、過ぎて再び帰らない風であることを。
どれほど彼らはわたしに反抗し、わたしの心を痛めたことか。繰り返しわたしを試み、わたしを傷つけ、わたしの手の力を思わず、敵の手から贖われた日を思い起こさなかった。
わたしは彼らが偶像崇拝の教団にいたにもかかわらず、彼らに多くのしるしを与え、奇蹟を示した。
わたしは敵(偶像崇拝者の支配する国)の川の水を血に変わらせて、その流れを飲むことができないようにした。わたしは蠅の群れを彼らのうちに送って彼らに食いつかせ、蛙を送って荒廃させた。作物をイナゴの群れに与え、労して得たものをイナゴに与えた。わたしは野菜を雹で打ち、霜で枯らし、家畜の肉を汚して、牛の群れを葬らせた。
わたしは燃える怒りと憤りを、激しい怒りと苦しみを、災いの使いとして彼らの中に送った。わたしは怒りを現す道を備え、彼らの魂を死に渡して惜しまず、彼らの命を疫病に渡し、その初子を、その家の最初の実りを打った。
わたしは自分の民を羊のように導き出し、家畜の群れのように導いた。彼らは信頼して導かれ、恐れることはなかった。わたしが彼らの敵を覆ったからである。わたしは彼らを自分の聖地の境まで導いた。わが右の手をもって得たその山に。そして、彼らの前から敵の手を追い払い、彼らの嗣業を測り縄で定め、主の民をわが懐に住まわせた。
しかし彼らはいと高き神を試み、反抗し、その定めを守らず、先祖と同じように背き、裏切り、欺く弓で射た矢のようにそれを行き、異教の祭壇に仕えてわたしを怒らせ、偶像を拝んでわたしの激情を引き起こした。わたしは聞いて憤り、主の民を全く拒み、彼らがその地に建てた幕屋を捨て、その場所を維持できないようにした。わたしは彼らの嗣業に向かって大いなる怒りを注いだ。火は若者をなめ尽くし、おとめは婚姻の歌を失い、彼らの祭司たちは剣(御言葉)によって倒れ、やもめは嘆き悲しむことすらしなかった。
わたしは眠りから覚めた人のように、酔いから覚めた勇士のように奮い立ち、敵を撃って退かせ、とこしえに嘲られるものとした。わたしは預言者の部族を選び、愛する所を選び、自分の聖所を高い天のように建て、とこしえの基を据えた地のように建てた。わたしはわたしの僕を捕囚の檻(おり)から取り、主の民を養う者とした。彼は無垢な心をもって彼らを養い、英知に満ちた手をもって導いた。
ところが祭司が異邦人となってわたしの嗣業を汚し、わたしの聖なる宮を汚し、聖地を瓦礫(がれき)とした。わたしの僕らを餌食(えじき)とし、わたしの慈しみに生きた人々を餌食にした。聖地の周囲さえも汚し、この人々の血を水のように流した。わたしの民は近隣の民に辱められ、周囲の民に嘲られ、そしられた。わたしは祭司を退けた。
あなたたちはこう祈りなさい。
主よ、いつまでなのですか。
とこしえにお怒りになられるのですか。
あなたのねたみは火のように燃えるのですか。
どうか、あなたを知らない異教徒と、
あなたの名を呼ばない国々の上に
あなたの怒りを注いでください。
彼らは主の民を滅ぼし、
そのすみかを荒らしたからです。
われらの先祖たちの不義を御心に留められず、
憐れみをもって、速やかに我らを
迎えてください。
我らは、はなはだしく低くされたからです。
我らの救いの神よ、
御名のために我らを救い、
我らの罪をお赦しください。
どうして異教徒は言うのでしょう、
「彼らの神はどこにいるのか」と。
あなたの僕らの流された血の報いを
われらの目の当たりにして、
異邦人に知らせてください。
我らの嘆きを
あなたの御前にいたらせ、
あなたの大いなる力により、
死に定められた者を守りながらえさせてください。
主よ、我らの隣り人があなたをそしったそしりを
7倍にして彼らのふところに報い返してください。
あなたの民、あなたの牧場の羊は、
とこしえにあなたに感謝し、
世々あなたを誉めたたえるでしょう