主は言われた 2007



 平成19年1月1日、主は言われた。
「エリエナイよ、ハナンエルよ、彼らはあなたたちの善意に、悪意をもってこたえる。あなたたちは彼らの幸いを願うのに、彼らは敵対する。主なるわたしは、あなたたちを見捨てない。あなたたちの神は、あなたたちを離れない。あなたたちの救い、あなたたち主、わたしはあなたたちを助ける。」


 平成19年1月2日、主は言われた。
 主は、わたしエリエナイにこう言われた。
 「主の敵への報復を待ち望め。雄々しくあれ、心を強くせよ。主の報復を待ち望め。」
 そして、かつてソタイと呼ばれた者に対しては、こう言われた。 
 「お前がわたしを忘れ、むなしいものに依り頼んだからだ。わたし自身がお前の着物の裾を顔まで上げ、お前の恥はあらわになった。お前が姦淫し、いななきの声をあげ、淫行をたくらみ、忌むべき行いをするのを、丘でも野でもわたしは見た。災いだ、かつてソタイと呼ばれた者よ。お前は清いものとはされえない。いつまでそれが続くのか。お前はほしいままに、また高慢にふるまい、高ぶった。黒人は皮膚を、豹(ひょう)はまだらの皮を変え得ようか。それなら、悪に馴(な)らされたお前も、正しい者となり得よう。お前は渇き、城門は衰える。わたしの僕らはお前のために嘆き、神殿は叫びをあげる。お前は、かつてこう言った。『私は大きな工事をしているので、他のことができません。中断して他のことをしたのでは、どうして工事が終わるでしょうか。』と。わたしは憐れみ深く、お前を滅ぼそうとはせず、見捨てようとしなかった。わたしは恵みに満ち、憐れみ深い神。しかし、わたしは力強く畏るべき神。忠実に契約を守る神。今日に至るまでわたしの僕らがお前から被った苦難のすべてを、祭司も大祭司も預言者も他の者も、わたしの民がお前から被った苦難のすべてを、取るに足らないことと見なさない。お前に起こるすべてのことは起こるべくして起こるのだ。
 わたしは知っている。主なるわたしはエリエナイのために、エリエナイを迫害するお前に復讐する。いつまでも怒りを抑えない。エリエナイがわたしのゆえにお前から受ける辱めに耐えてきたのを知っている。
 わたしの言葉を見いだしたとき、エリエナイはそれをむさぼり食べた。わたしの言葉はエリエナイのものとなり、エリエナイの心は喜び躍った。万軍の神、主なるわたしは言う。エリエナイはわたしの名をもって呼ばれている者である。エリエナイは笑い戯(たわむれ)れる者と共に座って楽しむことなく、捕らえられ、独りで座っていた。わたしはエリエナイにわたし自身をあらわした。わたしはエリエナイに言った。『人の子よ、目の前にあるものを食べなさい。この巻物を食べ、行って主の民の家に語りなさい。』と。そして捕らわれていたエリエナイを解放した。
 エリエナイはお前を引き立て、同僚のうちの誰よりも高い地位につけた。主の民は、誰もがお前の地位を認めた。エリエナイがそのように命じていたからである。しかし、お前をその地位につけたエリエナイは主にのみ仕え、主の声に耳を傾ける者であり、お前に敬礼することはなかった。お前は、『なぜ彼は私に敬礼せず、私の言葉に耳を貸さないのか。』と怒り、来る日も来る日もエリエナイに対して高慢に語ったが、エリエナイはお前に敬礼しなかった。お前は人に認めてもらいたいがために誰かれとなく敬礼したが、エリエナイにだけは敬礼しなかった。エリエナイは神以外の誰をも敬礼しなかった。エリエナイが主から預言者だと言われたので、彼らはそれを確かめるようにお前をそそのかした。お前は、エリエナイが自分に敬礼しないのを見て、腹を立てていた。」


 平成19年1月8日、主は言われた。
「かつてソタイと呼ばれた者よ、あなたを襲う者を見よ。あなたにゆだねられた群れ、輝かしい羊の群れはどこにいるのか。指導者が、あなたから失われるなら、あなたは何と言うつもりか。女が子を産むときのような苦しみが、必ずあなたをとらえるであろう。あなたは心に問うであろう。『なぜ、このような事がわたしに起こるのか。』あなたの重い罪のゆえに、着物の裾は剥(は)ぎ取られ、辱めを受ける。黒人は皮膚を、豹(ひょう)はまだらの皮を変え得ようか。それなら、悪に馴(な)らされたお前も、正しい者となり得よう。」


 平成19年1月26日、主は言われた。
「わたしは神、わたしは反逆者を遠く離れる。反逆者は、飢え、渇き、魂は衰え果てる。苦難の中からわたしに助けを求めて叫んでも、わたしは彼らを苦しみから救わない。」


 平成19年2月13日、主は言われた。
「渇いた者はうろたえ、頭を覆う。かつてソタイと呼ばれた彼は誓約して、書き留め、祭司の捺印を添えた。しかし彼は荒野で迷い、砂漠で人の住む町への道を見失った。彼は飢え、渇き、魂は衰え果てた。かつては苦難の中からわたしに助けを求めて叫ぶと、わたしはエリエナイとハナンエルの願いにより彼を苦しみから救った。しかし彼は、命にとどまるよりも死を選ぶ。彼は背を向け、かたくなになり、聞き従おうとしなかった。」


 平成19年2月16日、主は言われた。
「このシムラトの献げ物は、供え物のパンのため、日ごとの穀物の献げ物のため、日ごとの願い望みの献げ物のため、安息日、新月祭、祝祭日のため、奉納物のため、罪を贖う贖罪の献げ物のため、すなわち主の聖所におけるすべての務めのためである。
 反逆者は水を求めて、かつての貯水池に来る。彼が貯水池に来ても、水がないので、空の水がめを持ち、うろたえ、失望し、頭を覆って帰る。彼は血色が悪くなり、目はよどみ、姿も枯れる。
 かつてエッサイは人をやって、預言者のもとにその子ダビデを連れて来させた。彼は血色が良く、目は美しく、姿も立派であった。わたしは預言者に言った。『立って彼に油を注ぎなさい。これがその人だ。』預言者は油の入った角笛を取り出し、彼に油を注いだ。その日以来、主の霊が激しくダビデに降るようになった。わたしはソタイにはそのようなことは言わなかったし、預言者も彼に油を注がなかった。ところが彼は自分をダビデのようだと思って、高慢になった。」


 平成19年2月22日、主はわたしエリエナイに言われた。
「かつて、わたしはあなたに言った。わたしが悪人に向かって、『お前は必ず死ぬ』と言うとき、もしあなたがその悪人に警告して、悪人が悪の道から離れて命を得るように諭さないなら、悪人は自分の罪のゆえに死ぬが、彼の死の責任をあなたに問う。しかし、あなたが悪人に警告したのに、悪人が自分の悪と悪の道から立ち帰らなかった場合には、彼は自分の罪のゆえに死に、あなたは自分の命を救う。また、正しい人が自分の正しい生き方を離れて不正を行うなら、わたしは彼をつまずかせ、彼は死ぬ。あなたが彼に警告しなかったので、彼は自分の過ちのゆえに死ぬ。彼がなしてきた正しい生き方は覚えられない。また彼の死の責任をわたしはあなたに問う。しかし、あなたが正しい人に過ちを犯さないように警告し、彼が過ちを犯さなければ、彼は警告を受け入れたのだから命を得、あなたも自分の命を救う。
 あなたはわたしが伝えよと言ったことを、悪人に向かっても、正しい人に向かっても、伝えた。
 そこでわたしはあなたに手を述べ、あなたに臨んだ。
 わたしはあなたに言った。『あなたは自分の家に入って閉じこもりなさい。悪人は、わたしに立ち帰ろうとはせず、不正と悪行を改めようとはしなかった。エリエナイよ、ハナンエルよ、あなたが行く地で角笛を吹き鳴らせ。』
 また、わたしは言った。『見よ、枕もとに焼き石で焼いたパン菓子と水の入った瓶(かめ)がある。エリエナイよ、そのパン菓子を食べ、水を飲んで、また横になったならば、旅立て。立って自宅に出て行きなさい。そこでわたしはあなたに語る。』
 あなたたちは立って自分の家に出て行き、わたしの祭壇を築いて、角笛を吹き鳴らした。
 そこで今日、わたしはあなたに言う。『貧しい人は食べて満ち足り、主を尋ね求める人は主を賛美する。いつまでも健やかな命が与えられるように。彼らは同じことを4度も言ってきたが、わたしも同じように返事を繰り返した。5度目に彼は、同じ言葉をもってわたしのもとによこそうとしたが、その手には開封の手紙があった。』」


 平成19年3月8日、主はわたしエリエナイに言われた。
「アラムの王は全軍を集めた。軍馬と戦車をそろえて軍を進め、神殿を包囲し、攻撃を加えた。主はカルデア人の王を神殿に向かって攻め上らせられた。彼は主の民を剣にかけ、容赦しなかった。主なるわたしは神殿に残る者を彼の手に渡した。
 そのほかの民、祭司、大祭司、預言者、神殿の偽り者と関係を断って神の律法のもとに集まった者は、妻、息子、また理解できる年齢に達した者と共に、そのまことに貴い兄弟たちに協力するものであり、神の律法に従って歩み、主の戒めと法と掟をすべて守り、実行することを誓い、確約するものである。
 『その日が来れば、あなたの肩から重荷は取り去られ、首に置かれたくびきは砕かれる。』と言っておいたとおりである。
 アラムの王の全軍は、軍需品を配置した。彼らは峠を越え、露営した。かつてはそこにいた御使いも震え、そこから逃げ去った。娘なる神殿は叫び声をあげよ。耳を傾け、彼女に答えよ。そこを守っていた御使いは逃げて行き、そこの住民であった者たちは避難した。」


 平成19年3月10日、主はわたしエリエナイに言われた。
「わが企てはとこしえに立ち、わが心の計らいは代々に続く。かつて主の民が荒れ野で造った主の幕屋の一部も、献げ物をささげる祭壇の外枠も、ソタイの『聖なる高台』にある。」


 平成19年3月15日、主はわたしエリエナイに言われた。
「『御覧ください、今日、わたしたちは奴隷にされています。先祖に与えられたこの土地、その実りと恵みを楽しむように、与えられたこの土地にあって、御覧下さい、わたしたちは奴隷にされています。』と反逆者は言う。『あなたの僕をわたしのもとによこしなさい。』と反逆者が言うので、わたしは霊を反逆者に送った。反逆者の友である悪霊も反逆者のもとに集まった。わたしの僕は、わたしの霊が反逆者を襲うたびに、わたしにとりなしたので、反逆者は心が安まって気分が良くなり、悪霊は反逆者を離れた。
 青草がないので、野の雌鹿は子を産んでも捨てる。反逆者は、『わたしたちは、娘をこの地の民に嫁がせず、彼らの娘をわたしたちの息子の嫁にしないと誓った』と言う。そして、『神は憐れみによってわたしを滅ぼし尽くそうとはせず、見捨てようとはしない。神は恵みに満ち、憐れみ深い神。』と言う。
 あの女は、反逆者が神殿を再建し、あとは城門に扉を付けるだけだということを耳にした。
 反逆者は言った。『それは供え物のパンのため、日ごとの献げ物のため、安息日、新月祭、祝祭日のため、奉納物のため、主の民の罪を贖う贖罪の献げ物のため、すなわち神殿におけるすべての務めのためである。わたしたちは、地の産物と初物のすべての果実の初物を、毎年主の神殿にささげ、律法に書き記されているところに従ってささげる。わたしたちはすべての献げ物を神殿に携え、神殿に仕える祭司のためにささげる。最初の小麦粉、礼物、あらゆる種類の果実、新しいぶどう酒および油を祭司のために神殿の祭司室に納める。10分の1は主なる神のために働く僕のために納める。その10分の1の更に10分の1を神殿のためにその収納庫の祭司室に持って行かねばならない。主の民とレビ人各人が穀物と新しいぶどう酒と油の礼物を納めるのはその祭司室であるからで、そこは聖所用の祭具類があり、任務を持つ祭司、預言者がいるところである。わたしは決してわたしたちの神殿をおろそかにしません。』」


 平成19年3月18日の朝、主は言われた。
「『苦難の中から主を呼び求め、わたしの神を呼び求めると、その声は神殿に響き、叫びは御耳に届く。』と反逆者がつぶやく。
 わたしはこれを見捨てる。枝は刈り込まれず、耕されることもなく、茨やおどろが生い茂るであろう。雨を降らせるな、とわたしは雲に命じる。」 
 昼になって、主はまた言われた。
「長い年月、わたしは忍耐し、わたしの霊を送り、預言者によって勧めたが、彼らは耳を貸さなかったので、諸国の民の手に彼らを渡した。たとえ彼らが聞き入れようと拒もうと、預言者はわたしの言葉を語らなければならないので語った。彼らは反逆の家なのだ。」


 平成19年3月21日の朝、主は言われた。
「『主よ、走り寄ってわたしを救ってください。主よ、急いでわたしを助けてください。』と反逆者は、またもつぶやく。
 わたしに立ち帰るようにと、わたしは彼に勧めたが、彼は傲慢になり、わたしの言葉に耳を貸さず、わたしの道に背いた。わたしの言葉を守って命を得るはずであったが、彼は背を向け、かたくなになり、聞き従おうとしなかった。長い年月、わたしは忍耐し、わたしの霊を送り、預言者によって勧めたが、彼は耳を貸さなかったので、諸国の民の手に彼を渡した。」


 平成19年3月26日の朝、主は言われた。
「彼女は彼に泣きすがった。彼女がしつこくせがんだので、彼は彼女に明かしてしまった。彼女は同族の者に彼から聞いたことを明かした。そのとき主の霊が激しく降った。」


 平成19年3月28日の朝、主はエリエナイに言われた。
「わたしは、その地にあなた方を導いた。そして、あなた方の前から諸国の民を追い払い、あなた方の嗣業を測り縄で定め、そこに住まわせ、諸部族を、それぞれの家に住まわせた。」


 平成19年3月28日、主は言われた。
「地は口を開けて反逆者を呑み込み、その仲間を覆った。火が彼らの仲間に向かって燃え上がり、炎が神に逆らう者を焼き尽くす。彼らは自分たちの栄光を捨てた。彼らは自分たちを救う神を忘れた。かつて彼らを偶像崇拝の奴隷から導き出すときに大いなる業を行い、驚くべき業を成し遂げた神を忘れた。」


 平成19年3月29日、主は言われた。
「盛り上げよ、土を盛り上げて道を備えよ。わたしの民の道からつまづきとなる物を除け。」
高く、あがめられて、永遠にいまし、その名を聖と唱えられる方がこう言われる。
「わたしは、高く、聖なる所に住み、打ち砕かれて、へりくだる霊の人と共にあり、へりくだる霊の人に命を得させ、打ち砕かれた心の人に命を得させる。」


 平成19年4月4日朝、主はハナンエルに言われた。
「天はわが栄光を物語り、大空はわが手の業を示す。昼は昼に語り伝え、夜は夜にわが知識を送る。
 あなたは大いなる集会で、わたしの真実と救いを語り、わたしの慈しみとまことを隠さずに語った。あなたの神、主なるわたしは憐れみの心を閉ざすことなく、慈しみとまことによって、いつもあなたを守る。
 わたしの子に全き心を与え、わたしの戒めと定めと掟を守って何事も行うようにし、準備した聖所を築け。あなたが会衆に祝福の言葉を語ると、会衆は皆、わたしをほめたたえ、わたしの前とイエスの前に心をかがめて拝した。
 背く者らは、ことごとく連れ去られた。目を上げて、北から襲う者(悪魔の軍勢)を見よ。背く者は、彼らにゆだねられた。輝かしい羊の群れを率いるはずの者は、自ら進んで狼の群れに呑み込まれていった。彼が指導者をうとんじ、傲慢にも思い上がったからだ。彼は何と言うつもりか。女が子を産むときのような苦しみが、必ず彼をとらえるであろう。彼は心に問うであろう。『なぜ、このような事がわたしに起こるのか。』と。彼の重い罪のゆえに、着物の裾ははぎ取られ、辱めを受ける。豹はまだらの皮を変え得ようか。それなら、悪に馴らされたソタイも、正しい者となり得よう。わたしは彼を散らす。荒れ野の風に吹き飛ばされるもみ殻のように。これが彼の運命。わたしが定めた彼の分である。彼がわたしを忘れ、むなしいものに依り頼んだからだ。」


 平成19年4月5日朝、主は言われた。
「3人は竜の陣を突破し、イエスの城門の傍らにある命の井戸から水をくみ、持ち帰った。3人は、ダビデの3勇士のようであった。竜は言った。『イエスは、彼らに、神が必ずあなた方を救い出してくださる、決してあなた方が敵の王(サタン)の手に渡されることはない、と言って神に依り頼ませようとするが、そうさせてはならない。』と。そして働きかけた。『イエスの言うことを聞くな。わたしと和を結び、降伏せよ。そうすればお前たちは皆、自分のぶどうといちじくの実を食べ、自分の井戸の水を飲むことができる。やがてわたしは来て、お前たちをお前たちの地と同じような地、穀物と新しいぶどう酒の地、パンとぶどう畑の地に連れて行く』と。かつてアッシリアの使いが来て、ヒゼキヤとイスラエルに同じことをしたのを知らないのか。背く者らは、偽りのパンとぶどう酒の地に連れ去られた。
 今この時、わたしは、かつてソタイと呼ばれた者によってあなた方が被った苦難のすべてを、取るに足らないことと見なさない。」


 平成19年4月10日朝、主は言われた。
「弱い者に目をとめ、賢く振る舞う者は幸いだ。わたしは災いの日に、彼を救い出す。わたしは彼を守る。そして、彼を生かす。彼は地にて祝福される。そして、彼の敵どもの心のままに彼を渡さない。わたしは、彼が弱って床の上に伏すとき、彼を支える。すべての彼の病の中で、彼の寝床から、彼は再び立ち上がって歩けるようになる。」
 昼になって、主はまた言われた。
「エリエナイは自身の家に住むようになり、わたしは周囲の敵をすべて退けて共に住まい、彼に安らぎを与えた。」


 平成19年4月11日朝、主は言われた。
「『サムソンは手で蜜をかき集め、歩きながら食べた。また父母のところに行ってそれを差し出したので、彼らも食べた。しかし、その蜜が獅子の死骸からき集めたものだとは言わなかった。』
 かつて士師サムソンがしたことの意味を、知恵ある者は考えるがよい。わが僕のなした事で、意味のないことは何もない。」


 平成19年4月12日朝、主は言われた。
「『サムソンは父母と共に、ティムナに向けて下って行った。ティムナのぶどう畑まで来たところ、1頭の若い獅子がほえながら向かって来た。そのとき主の霊が激しく彼に降ったので、彼は手に何も持たなくても、子山羊を裂くように獅子を裂いた。しかし、彼は自分の行ったことを父母には言わなかった。』
 なぞを解くために求める者はこう言うがよい。
 『主よ、あなたは、あなたは私からあなたの憐れみを閉ざし給うな。あなたの慈しみとあなたの真実が常に私を守るように。なぜなら悪が私を囲んで、数え切れません。わが咎(とが)が私に追いついたため、私は何も見ることができなくなっています。その数は、わが頭の髪よりも多いので、わが心も私を見捨てています。主よ、私を救い出すことを欲し給え。主よ、わが助けのために急ぎ給え。わが魂を滅ぼそうと求める者たちが、恥じるように、また辱(はずかし)められるように。私の災いを喜ぶ者たちが後方へ退くように、そして辱(はずかし)められるように。私を嘲(あざけ)る者たちが、彼らの恥の結末におののくように。』」
 夜になって、主はまた言われた。
「知恵ある者はこう言うがよい。『むなしいことや偽りの言葉を、私から遠ざけてください。私を貧乏にも富裕にもしないでください。私に適する量のパンを味わわせてください。』と。
 多くの牧者がわたしのぶどう畑を荒らし、わたしの所有地を踏みつけ、わたしの喜びとする所有地を、荒廃した荒れ野としている。彼らは、あるいは貧しさを誇り、あるいは富裕さを誇っている。」


 平成19年4月13日朝、主は言われた。
「主の民の子孫だが、その氏族に従うと、反逆の民の氏族。彼はエリエナイの言葉を密告した。彼はエリエナイに脅迫の手紙をよこした。城壁を築くために、エリエナイは扉を取り付けさせた。そして、彼をそのなすがままに任せた。」


 平成19年4月14日の安息日の朝、御使いが言った。
「背いた者が敷いた物に触れた人は皆、汚れる。また、それを持ち運ぶ人も、命の水で身を清めなければならない。その人は、その時まで汚れている。」
 しかし、御使いが命の水の川の水かさを測ると、もはや渡ることのできない川になり、水は増えて、泳がなければ渡ることのできない川になった。御使いは私に、「人の子よ、見ましたか」と言って、私を川岸へ連れ戻した。背いた者は川の向こう側にいて、水の中に入ることができなかった。
 主の言葉が私に臨んだ。
「わたし自身が、背いた者の着物の裾(すそ)を顔まで上げ、その恥をあらわにする。」


 平成19年4月15日(日)朝、主はエリエナイに言われた。
「今、あなたたちの神、契約に基づく真実を貫くわたしは、あなたたちを見舞ったあらゆる艱難を些細なことと見なさない。あなたが捕囚された時から今日まで、主の民の教区長、総督から見舞われた艱難を。あなたたちを襲ったことのすべてにおいて、わたしは正しく行う。わたしは真実を尽くしたが、彼らが悪に走ったのだから。」


 平成19年4月17日朝、主はエリエナイに知らせられた。
「あの背いた者が、かの山に行って自分のために碑を建て、そこからある場所に下った。」



 平成19年4月19日朝、主はエリエナイに知らせられた。
「今日、あなたに示されたのは神からの霊。かつて門主が、仕える僕どもに、神の霊に通じている者を探し、連れて来るようにと命じた。従者の1人が答えた。『わたしが会った者は、勇敢で、戦術の心得もあり、それにふさわしい者です。』
 わたしは、あなたを彼のもとに送った。あなたは彼のもとに行き、彼に仕えた。彼はあなたを大層気に入り、あなたを取り立てた。
 しかし、彼は行くべき道をはずれ、その罪の咎(とが)を招いた。しかも彼は悔い改めようとはせず、その罪を隠すためにあなたを利用した。
 長年にわたって、わたしは彼らを耐え忍び、わたしの霊により、あなたを通して、彼らに警告を与えたが、彼らは耳を傾けようとはしなかった。わたしは彼らを地の諸民族の手に渡した。
 しかし、わたしは深い憐れみによって、彼らを滅ぼし尽くすことはせず、彼らを見捨てることはしなかった。
 そして今、わたしはあなたたちの神、わたしは契約に基づく真実を貫く神、わたしは、あなたたちを見舞ったあらゆる艱難を些細なことと見なさない。あなたが捕囚された時から今日まで、主の民の教区長、総督から見舞われた艱難を。あなたたちを襲ったことのすべてにおいて、わたしは正しく行う。わたしは真実を尽くしたが、彼らが悪に走ったのだから。
  彼らは帯が腐るように腐り、全く役に立たなくなった。」
 主の言葉がわたしに臨んだ。主はこう言われた。
「かつて門主や、主の民の教区長に災いが臨んだように、わたしはソタイの傲慢とかつての神殿のはなはだしい傲慢を砕く。
 祭壇から香が上るとき、主の御使いも、その祭壇の香と共に上った。 ソタイには、主の御使いは再び現れることがない。彼はそのとき、それが主の御使いであったことを知る。彼は、『わたしはどんな罰でも受けますと言ってしまったから、死なねばなるまい。死の波がわたしを囲み、奈落の激流がわたしをおののかせる。』と言うであろう。」
 昼になって、主はエリエナイに言われた。
「わが叱咤に海の底は姿を現し、わが怒りの息に世界はその基(もとい)を示す。
 わたしは高い天から手を伸ばしてあなたをとらえ、大水の中から引き上げる。」


 平成19年4月24日朝、主は言われた。
「かつての聖所監督とその補佐。かつて彼らは、わたしに誓った。『そのまことに貴い兄弟たちに協力するものであり、神の僕モーセによって授けられた神の律法に従って歩み、わたしたちの主、主の戒めと法と掟をすべて守り、実行することを誓い、確約するものである。』と。捺印した者は、かつての監督。かつての主の町に住んだ者よ。それは供え物のパンのため、日ごとの穀物の献げ物のため、日ごとの願い望みの献げ物のため、安息日、新月祭、祝祭日のため、奉納物のため、主の民の罪を贖う贖罪の献げ物のため、すなわち神殿におけるすべての務めのためである。
 『“主は我々を救い出してくださる”と言っても、惑わされるな。神は、自分の地を支配者の手から救い出すことができたであろうか。』と言うか。
 彼らがわたしのぶどう畑を滅ぼし、わたしの所有地を踏みにじった。わたしの喜びとする所有地を、打ち捨てられた荒れ野とした。
 野のすべての獣よ、食べに来るがよい。」


 平成19年4月28日(土)、主は言われた。
「かつての聖所監督とその補佐は恥辱を受けねばならない。お前がその姉妹たちを慰めるために行ったあらゆる行いのゆえに、恥辱を負わねばならない。お前の姉妹たちは、以前のソドムの行いの姿に戻り、以前の姿に戻るであろう。お前も以前の姿に戻るであろう。」


 平成19年4月29日(日)、主は言われた。
「ミディアン人の女と一緒に殺されたイスラエル人の名は○○○といい、一族のうちの家族の指導者であった。」


 平成19年5月2日、主は言われた。
「『父母にはこれが主のご計画であり、主がペリシテ人に手がかりを求めておられることが分からなかった。当時、ペリシテ人がイスラエルを支配していた。サムソンは父母と共に、ティムナに向けて下って行った。ティムナのぶどう畑まで来たところ、1頭の若い獅子がほえながら向かって来た。そのとき主の霊が激しく彼に降ったので、彼は手に何も持たなくても、子山羊を裂くように獅子を裂いた。しかし、彼は自分の行ったことを父母には言わなかった。』

 扉を硬く閉ざしなさい。守備態勢を取り、各自が自分の持ち場と、各自が自分の家の前を守るようにせよ。
 町は2方向に広がっていくはずであったが、その中に住むわが民は少数で、そこに彼らの家屋は建てられてはいなかった。エリエナイはわたしの指示を受けて、そこに祭司と民を集め、登録させようとしたが、会堂司は自らバビロンに捕らわれた。バビロンの会堂を逃れて、上ってきたのは、シムラト、エダヤ、ハナンエル、エリエナイである。彼らは、それぞれ自分の町に帰ったものである。聖所は彼らと共にある。」


 平成19年5月3日、主は言われた。
「わたしはあなたたちから遠ざからない。なぜなら苦難が近く、助ける者がないからだ。多くの雄牛たちがあなたを囲み、強い獣たちがあなたを包囲する。獅子は彼らの口をあなたに向かって大きく開き、引き裂こうとして、吠える。」
 主はまた言われた。
「わたしの義を、あなたはあなたの心の中に覆い隠しておくことなく、わたしの真実とわたしの救いをあなたは語った。大いなる会衆に、わたしの慈しみとわたしの真実を、あなたは隠さなかった。主なるわたしも、わたしの憐れみをあなたから閉ざすことなく、わたしの慈しみとわたしの真実が常にあなたを守る。」


 平成19年5月7日、主は言われた。
「門よ、お前たちの頭(鴨居)を上げよ。永遠の扉よ、また上げられよ。すると栄光の王が入る。
 栄光の王は誰か。力強く勇ましい、主。戦いの勇士である主。
 門よ、お前たちの頭(鴨居)を上げよ。永遠の扉よ、また上げられよ。すると栄光の王が入る。」


 平成19年5月9日、主は言われた。
「反逆者らは各々、香をもって、聖所の入り口のところに立った。彼らは反逆者コラとその仲間のようになる。」


 平成19年5月10日、主は言われた。
「反逆者2人は会って話し合った。彼らはあなたに危害を加えようと企(たくら)んだ。」


 平成19年5月11日(金)、主は言われた。
「大勢の群衆が来てイエスに従うであろう。女は男の子を産んだ。子は成長し、主は彼を祝福した。主の霊が、町と町の間の地で、彼をかき立てるであろう。」


 平成19年5月13日(日)、主は言われた。
「反逆者の祭壇から香が上っても、主の御使いは再び現れることがなかった。彼はそのとき、かつてあらわれたのが主の御使いであったことを知った。彼は、『わたしはどんな罰でも受けますと言ってしまったから、死なねばなるまい。死の波がわたしを囲み、奈落の激流がわたしをおののかせる。敵は力があり、わたしを憎む者は勝ち誇っているが、なお、主はわたしを救い出される。』と空しいことを言う。」


 平成19年5月14日朝、主は言われた。
「民の指導者は『主の神殿』の領域に住んでいた。残りの者は1人が神殿の町に住み、祭司が他の町に住んでいた。彼らの名は主の『命の書』に記されていた。しかし、ソタイは主に反逆し、その名は主の『命の書』から削られた。」
昼になって、主はまた言われた。
「あなたたちは、あなたたちの道を守りなさい。あなたたちの前にいる悪しき者に対して口にくつわをはめ、あなたたちは、あなたたちの道を守りなさい。」


 平成19年5月15日朝、主は言われた。
「第6の月の25日、52日目に城壁を完工した。敵がそれを聞き及んだとき、異邦の民は計略した。彼らの道は、鷲の道。岩の上の蛇の道。そして女と男の道。姦淫する女の道。彼女は食べて、その口をぬぐい、『私は悪いことをしなかった』と言う。」
 昼になって、主はまた言われた。
「その女は、自ら率いる者らと共に攻撃をかけ、他の者にもけしかけて襲い、打ち滅ぼすであろう。」
 夕になって、主はまた言われた。
「わたしのものを盗んだ者が塵(ちり)に戻ったとき、わたしは彼にこう言おう。『どこからあの土地と家を手に入れたのか。まさか盗んだのではないだろうな。わたしから盗んだものを手に入れる者は、いのちを失うということを、お前は知っていながら盗んだのだ。』」


 平成19年5月17日朝、主は言われた。
「わたしはこの姦淫の女にもこう告げる。この女は塁壁の中で犬の群れの餌食になる。かつては民の指導者の立場にあった反逆者に属する者は、町で死ねば犬に食われ、野で死ねば空の鳥の餌食になる。」


 平成19年5月20日(日)、祭司シムラトとその子エダヤが参詣し、五旬祭の祭礼が執り行われた。
 平成19年5月22日朝、主は言われた。
「天は神の栄光を語っている。そして大空は神の両手の業(わざ)を告げている。昼は昼に言葉を語り、夜は夜に知識を示している。話す事も、言葉もなく、それらの声が聞かれなくても、それらの響きはすべての地に出で、またそれらの言葉は地の端まで出でる。光(イエス)のために、神はその中に幕屋を置いた。光は、新郎のようにその幕屋から出て来る。彼は、勇士のように、道を走ることを喜ぶ(神に向かって道を走る勇士のように、真髄の教えが語り伝えられることを喜ぶ)。その熱から隠れるものは何もない。
 主の教えは、完全な魂を回復させる。」
 夜になって、主はまた言われた。
「悪から離れよ、かつ善を行え。平安を尋ね求めよ、かつそれを追い求めよ。わたしの目は義人たちに向いており、わたしの耳は彼らの叫びに向いている。」
 深夜になって、主はかつてソタイと呼ばれた者のことについて言われた。
「祭司は贖罪の献げ物をささげ、皮膚病を患った人の穢れを清める儀式を受ける者のために贖いの儀式を行う。その後で、清めの儀式を受ける者は全焼の献げ物をささげる。祭司は、全焼の献げ物と穀物の献げ物を祭壇の上にささげる。祭司が彼のために贖いの儀式を行えば、彼は穢れから清められる。もし、彼が貧しくて、これらの献げ物に手が届かないならば、彼は賠償の献げ物にする1匹の雄の子羊を用意し、さらに穀物の献げ物にする油を混ぜた上質の小麦粉10分の1エファと、1ログの油を用意する。さらに、2羽の山鳩か2羽の子鳩のうち彼の手が届く方をも用意する。その一方は贖罪の献げ物とし、もう一方は全焼の献げ物とする。
 しかし、彼は言った。『わたしは大きな工事をしているので行けません。中断して出かけたのでは、どうして工事が終わるでしょうか。』 彼は同じことを4度も言ってきたが、わたしも同じように返事を繰り返した。
 彼は4度、わたしに逆らったが、わたしはその度に彼を憐れみ、許そうとした。しかし、彼はその度に罪から清められようとはしなかった。」


 平成19年5月23日朝、その事件(彼の疫病災害と彼の災いからわたしたちが逃れたこと)の後、主はエリエナイとハナンエル、そして祭司シムラトとその子エダヤに向かって言われた。
「それは供え物のパンのため、日ごとの願い望みの献げ物のため、安息日、新月祭、祝祭日のため、奉納物のため、主の民の罪を贖う贖罪の献げ物のため、すなわち聖所におけるすべての務めのためである。
 かつてソタイと呼ばれた者とその妻に対して、わたしは数々のしるしと奇跡を行った。彼らがあなたたちに対して傲慢にふるまったことを、わたしは知っていたからである。こうして、わたしは自らをあらわした。」
 昼になって主はまた言われた。
「除酵祭についての正しい解釈はこうである。除酵祭の7日間、あなたの境界の中のどこにもパン種が見られてはならない。祭りの第1の日の夕方あなたが屠る肉が、夜を越すことがあってはならない。」


 平成19年5月28日昼、主はシムラトに言われた。
「シムラトよ、あなたはエダヤを呼び、あなたがたは共に会見の幕屋の中に立った。わたしは彼に顔を向けた。シムラトよ、あなたとエダヤが共に会見の幕屋の中に立つと、わたしは幕屋の中で、あなたがたに現れた。わが霊は、幕屋の入り口の上にとどまった。」


 平成19年5月30日朝、主は大祭司ハナンエル、祭司シムラト、エダヤ、それに神の子の指示に従ってそれぞれの任務を伝えたエリエナイ、すなわち感謝の賛美をする彼ら同僚たちに言われた。
「あなたたちの供え物をすべてわたしは心に留める。またあなたたちの願い望みの献げ物を受ける。あなたの心に従ってあなたに与える。またすべてのあなたの計画を満たす。あなたたちの義を、わたしは喜び叫ぶ。我が名によって、あなたたちは勝利の旗を掲げる。主なるわたしが、あなたのすべての求めを満たす。今こそ、あなたは知る。主なるわたしは油注がれた者を勝利させることを。我が右手の力強い救いの業(わざ)によって、我が聖なる天からわたしはあなたに答える。」


 平成19年5月31日朝、主はシムラトとエダヤに言われた。
「シムラトの手にエダヤを委ねたのはわたし。わたしは神、エダヤがシムラトの胎内にいたときから、エダヤはわたしにすがってきた。わたしはあなたを遠く離れない。なぜなら苦難が近く、助ける者は我が民の他にはいないからだ。」
 主はまた言われた。
「かつてソタイと言われた反逆者がこう言った。『この大きな祭壇の上で、願い望みの献げ物と日々の献げ物をささげ、ぶどう酒の献げ物を注いでやれ。それを祭壇に振りかけてやれ。青銅の祭壇はわたしが伺いを立てるのに用いる。』 
 わたしは神、わたしは契約に基づく真実を貫く神、今わたしは、あなたたちを見舞ったあらゆる艱難を些細なことと見なさない。あなたが捕囚された時から今日まで、国の支配者、門主とその一味、主の民の教区長、総督から見舞われた艱難を。」


 平成19年6月6日朝、主はシムラトとエダヤに言われた。
「聖所に入るとすぐ、彼に会えるであろう。彼はあなた方と共に席に着くためにそこに臨んだ。あなた方は、彼が来るまでは献げ物を食べない。彼が献げ物を祝福するからだ。祝福が終わると、招かれた者が食べるのである。今も上って行けば、すぐに彼に会えるであろう。
 2人(シムラトとエダヤ)が聖所に上り、門の中に入って行こうとしたとき、彼もそこにやって来た。あなた方が来る前に、わたしは預言者の耳にこう告げておいた。『門よ、お前たちの頭(鴨居)を上げよ。永遠の扉よ、また上げられよ。すると栄光の王が入る。栄光の王は誰か。力強く勇ましい、主。戦いの勇士である主。門よ、お前たちの頭(鴨居)を上げよ。永遠の扉よ、また上げられよ。すると栄光の王が入る。』と。」


 平成19年6月12日、主は言われた。
「牙(きば)をむき出す野獣、さそり、まむし、これらは不信仰な者たちを滅ぼす罰の剣。
 身分の高い者も低い者もこの地で死に、彼らを葬る者はない。彼らのために嘆く者も、体を傷つける者も、髪を剃り落とす者もない。
 ○○○と○○○は申し合わせて、『会おう』と言った。彼らはわが民に危害を加えようと企(たくら)んだのであった。」
 わたしエリエナイは、5月10日に主が言われたことの意味をさとった。


 平成19年6月13日朝、主は言われた。
「祭司シムラトとその子エダヤは、聖所の門を入り、壁をくぐり、彼らの主とまみえ、自らを更に清めた。
 奴隷が王となること、神を知らぬ者がパンに飽き足りることに、聖所の城門と城壁は耐え得ない。」
 昼になって、主はまた言われた。
「すべて肉なる者よ、わが前に沈黙せよ。わたしは、その聖なる住まいから立ち上がる。」
 夕になって、主はまた言われた。
「すべて肉なる者はわたしの言葉を聞かない者になり、わたしを非難することもなくなった。それでもあなたはなお、わたしを待ち望む。わたしはあなたの主、あなたの神、わたし自身があなたに答える。」


 平成19年6月14日朝、主の御使いが言った。
「ハレルヤ。主を畏れる人は幸いだ。主の戒めを非常に彼は喜ぶ。彼の子孫はこの地で勇士となり、その世代は祝福された正しい者たちの世代となる。」


 平成19年6月16日(土)夕、主は言われた。
「主の霊が人から離れると、悪霊が彼をさいなむようになる。」


 平成19年6月27日、主は言われた。
「荒らす牧者たちの手によって荒れ野の禿(は)げ山となった主のぶどう畑に、滅ぼす者たちが来る。主の剣が、地の果てから果てまで食い尽くすので、すべて肉なる者に平安はない。主が麦の種を蒔(ま)いたのに、荒らす牧者らは茨を刈り取った。彼らは疲れ果てて、役に立たなかった。彼らは恥をかくだろう、その収穫によって。主の燃える怒りによって。」


 平成19年6月29日(金)朝、主の御使いが言った。
「主はその憐れみが深いように、とがめもまた厳しい。主は人を、各々の業(わざ)によって裁かれる。」


 平成19年7月1日(日)朝、主の御使いが言った。
「あなたがたが築いた祭壇は、『主のしるし』。主の御座に背いて手を上げる者と、主は代々に戦われる。勇士よ、腰に剣を帯びよ。それはあなたの威厳と威光。主は彼らの争いを必ず争い、彼らを震え上がらせ、彼らを乱される。剣が彼らの上に臨む。彼らの仲間の上にも。○○○と○○○および彼の仲間たちの上に。」
 わたしエリエナイはこの言葉を胸に秘めておくことにした。
 わたしエリエナイに、以前に現れた幻に続いて、また幻が現れた。
「悪しき者は自分の魂の欲望を誇る。そして悪しき者は、貪欲な者を祝福し、主を侮(あなど)っている。悪しき者はその鼻の高さのように高慢で神を求めず、『神は求めない』と言い、神を無視してあらゆる策略をたくらむ。神の裁きは、悪しき者にとってはあまりにも高い(そのため悪しき者には理解できない)。悪しき者の道はどんなときにも栄え、自分を苦しめるすべての者たちに自分を強く吹き(はったりを誇示し)、『わたしは揺らぐことなく、代々にわたって悪の中にない』と自分の心の中で言う。」


 平成19年7月4日夜、主の御使いが言った。
「主の民の中で、20歳以上の残りの者の数を数えなさい。その中には、かつて荒れ野で主の民として登録され、主が『彼らは必ず荒れ野で死ぬ』と言われた者は1人もいない。」
 そのとおりであった。かつて主が、主の民を導くさなかに言われたとおり、残りの者は3人となった。


 平成19年7月9日朝、主は言われた。
「キリスト者と称しているが実はそうではない者たちが、わたしの怒りに火を付けたので、彼らに向かってそれは燃え上がる。わたしは知っている。わたしは彼らに迫害されている者たちを顧み、彼らに迫害されている者たちに代わって復讐する。いつまでも怒りを抑えて、彼らに迫害されている者たちが取り去られるようなことが、ないようにする。彼らに迫害されている者たちが、わたしのゆえに非難を受けていることを知っている。わたしの言葉を見いだし、それを食べる者は幸いである。わたしの言葉はその者らにとって歓喜となり、また心の愉悦となるからである。その者らは、万軍の神である主なるわたしの名を知っている。」


 平成19年7月11日朝、主の御使いが言った。
「律法に、異教徒(偶像崇拝者)を妻として迎えてはならない、とある。しかし、サムソンがペリシテ人の中から妻を迎えたのは、主がペリシテ人に手がかりを求めておられたからである。
 律法に、アンモン人とモアブ人は主の会衆に加わることはできない、とある。しかし、モアブの女ルツは信仰による行いによってオベドをもうけ、オベドからエッサイが生まれ、エッサイからダビデが生まれ、ダビデから主の若枝が出た。これらは、タマルの子ペレツから出た。タマルも、ルツも、主の律法に真に忠実な者であった。」


 平成19年7月22日(日)、主が言われた。
「かつてソタイと呼ばれた門衛は、城門に奉仕していた。
 わたしの家で、わたしの愛する者はどうなったのか。彼が悪だくみを行い、わたしの家を取り上げ、わたしの愛する者を追い出した。
 お前のしたことが、災いのときにお前からそれを過ぎ越させるならば、そのときはお前も勝ち誇るがよい。わたしはかつて、わたしの家を『良い実のなる、美しいオリーブの木』と呼んだ。大きな騒ぎの声が起こり、わたしがこれに火をつけ、その枝は餌食となる。あなたを植えたわたしが、あなたに対して災いを宣言する。『これは、バアル(主なる神以外を主とする)にいけにえを献げてわたしを怒らせた、かつてわが民であった彼の悪のゆえである。』」
 主が知らせてくださったので、わたしエリエナイは知った。そのとき、あなたは彼らがしていることを、わたしに見せてくださった。


 平成19年7月23日、主が言われた。
「彼らが、かつてわたしの民にバアルによって誓うことを教えたように、もし今わたしの民の道をよく学び、わたしの名によって、『主なる神は生きておられる』と誓うようになるならば、彼らはわたしの民の内に建てられるであろう。しかし、もし彼らが聞き従わなければ、わたしは彼らを必ず引き抜いて滅ぼすであろう。」
 夕方になって、主はまた言われた。
「バアルにいけにえを献げた者は心に言った。『主なる神に力があって、もしわたしを討ち取ることができるならば、わたしは彼の奴隷となろう。だが、わたしを討ち取ることができなければ、わたしは神に仕えない。わたしは別の神々に仕えるのだ。』彼は続けて言った。『わたしはイエスとその仲間の戦列に挑戦する。』」


 平成19年7月24日、主が言われた。
「人々が葬ろうとして行くと、頭蓋骨と両足、両手首しかなかった。それを知った者が言った。『これは主の言葉のとおりだ。主はその僕エリエナイによってこう言われた。“姦淫の女は塁壁の中で犬の群れの餌食になる。かつては民の指導者の立場にあった反逆者に属する者は、町で死ねば犬に食われ、野で死ねば空の鳥の餌食になる。姦淫の女の肉は、姦淫の相手の所有地で犬に食われ、その遺体はその所有地でまかれた肥やしのようになる。”と』
 かつては民の指導者の立場にあった反逆者の弟子がいた。彼は手紙を書いて、こう伝えた。『今この手紙が届いたら、あなたたちのもとにはあなたたちの主君の弟子がいるのだから、その主君の弟子の中から最も優れた正しい人物を選べ。』」


平成19年7月26日朝、主が言われた。
「かつての神殿の祭壇から香が上っても、もはや主の御使いは再び現れることはなかった。主に背いた者がひれ伏して顔を地につけても無駄だ。『主の霊が人から離れると、悪霊が彼をさいなむようになる。』と聞いたではないか。主の霊がお前から離れたので、悪霊がお前をさいなんでいる。かつての神殿の祭壇から主の御使いが離れたので、そこは悪霊の巣窟となっている。」


 平成19年8月5日(日)、主は言われた。
「彼と彼女は祝祭の宴会のときに会った。かつてソタイと呼ばれた者の妻であった女は男(かつてソタイと呼ばれた者)に尋ね、泣きすがった。彼女が迫ったので、彼は彼女と共に行き、そして彼女はそのことを人々に伝えた。人々は言った。『わたしたちは、それを聞いた。』 彼は言った。『もし彼女が伝えたのでなかったら、あなたたたちはそれ知らなかった。』 彼は彼女と共に、神殿の町へ進んだ。」
 夜になって主はまた言われた。
「わたしは彼らによって何も得ることがなかった。彼らは隣人たちの嘲(あざけ)りの的となる。」



 平成19年8月13日夜、主は言われた。
「キリスト者、主の群れと称する者たちよ、あなたたちは聞け、耳を傾けよ。あなたたちは高ぶらないようにせよ。あなたたちの神、主に栄光を帰せよ。わたしが闇をもたらす前に。また、あなたたちの足が夕闇の暗い山々(教会)の上でつまづく前に。さもないと、あなたたちが光を望んでも、それは死の陰に変わる。もし、あなたたちがこれに聞き従わなければ、隠れたところでわたしは、あなたたちの傲慢に泣き、涙にくれ、わたしの目は涙を流す。主の群れが虜(とりこ)にされるからだ。あなたは何と言うのか、彼があなたを訪れる時に。あなたは彼らを、最も親しい友と思い込んでいたのに。女が子を産むときのような苦しみが、必ずあなたをとらえるであろう。まことにあなたは心の中で言うであろう、『なぜ、このような事がわたしの身に起こったのか。』と。あなたの咎(とが)が大きいので、あなたの裾(すそ)は捲(ま)くられ、あなたの姦淫、あなたのいななき、あなたの背信の淫行が明るみに出され、辱(はずかし)めを受ける。これがあなたの受ける分。あなたがわたし(主)を忘れ、偽り(パウロ)に拠り頼んだためだ。」


 平成19年8月16日朝、主は言われた。
「わが民よ。主なるわたしは、あなたへの憐れみを閉ざさない。わたしは慈しみと真実をもって常にあなたを守る。なぜなら、悪があなたを囲み、数え切れないからだ。あなたは会衆に、わたしの慈しみと真実を隠さなかったからだ。悪があなたを取り囲み、あなたはそれを見ることができない。その数は髪の毛の数よりも多い。」


 平成19年8月17日(金)朝、主は言われた。
「わたしはあなたの神、大岩、避けどころ。わたしはあなたの盾、救いの角、砦の塔。わたしはあなたを逃れさせ、あなたに勝利を与え、不法から救う。あなたはあなたの主であるわたしを呼び求めるので、わたしはあなたを敵から救う。あなたたちは大いなる苦境の中にある。しかし、あなたたちを支配者たちは意のままにあしらうことはできない。
 反逆の王は帰って来て、その祭壇を見た。彼はその祭壇に近づいて、その上で願い望みの献げ物と穀物の献げ物をささげ、ぶどう酒の献げ物をささげ、自分のための和解の献げ物と思いたかった。」


 平成19年8月20日(月)夜、御使いは言った。
「宴会が催(もよお)されたとき、彼女は3人の客を連れて彼と同席させた。」


 平成19年8月21日朝、主は言われた。
「聖所の聖別の油で聖別する。」


 平成19年8月22日朝、主は言われた。
「神の報いが来る。彼は来て、敵を打ち、悪に報いる。そしてあなたたちを救う。その時、目しいの目は開けられる。
彼らは読んだ。『穀物の献げ物を主にささげるときは、上等の小麦粉を献げ物としなさい。奉納者がそれにオリーブ油を注ぎ、更に乳香を載せる』。主の民の家は万軍の主のぶどう畑。わたしが楽しんで植えたのは、ユダの部族。わたしは正しい裁きを期待したのに、見よ、流血。正義を期待したのに、見よ、叫び。」


 平成19年8月24日(金)朝、主の御使いは言った。
「祭司の家系に属する者は、祭司と共に記録された。祭司の頭と、預言者は、主が導かれた町に住んだ。」


 平成19年8月27日朝、主の御使いは言った。
「女は、『もし主がわたしたちを死なせようとお望みなら、わたしたちの手から献げ物をお受け取りにならなかったはずです。しるしを一切お見せにならず、お告げもなさらなかったはずです。』と言った。この女は子を産み、名を付けた。
 盗人にくみする者は自分の魂を憎む者。」


 平成19年9月1日(土)、主の言葉がわたしに臨んだ。
「男(かつてソタイと呼ばれた者)はある所で偽祭壇を見た。彼が偽祭司にその祭壇の見取り図とその詳しい作り方の説明書を送ったので、偽祭司は彼が送ってきた来たものそっくりに祭壇を築いた。しかも偽祭司は彼が帰って来るまでにそれを仕上げた。彼は帰ってきて、その祭壇を見た。彼はその祭壇に近づいて、生まれた子を献げ物としてささげた。」
 夜になって主はまた言われた。
「その高慢さは、巨人ゴリアトの槍のように太く、その恥知らずな顔の皮は盾のように厚い。彼は主の民に立ちはだかり、万軍の主の戦列に向かって呼ばわった。『どうしてお前たちは、戦列を整えて出てくるのか。わたしは異邦人、お前たちは神の僕。』と。」


 平成19年9月7日(金)、主の言葉が臨んだ。
「シムラトよ、主の祝宴を祝いなさい。主の民が、共に飲み食いするのは善い。わたしはケルビムを駆って飛び、風の翼に乗って共に座す。」
 主はまた言われた。
「かつてソタイと呼ばれた者の妻であった女は、『もし主がわたしたちを死なせようとお望みなら、わたしたちの手から献げ物をお受け取りにならなかったはずです。しるしを一切お見せにならず、お告げもなさらなかったはずです。』と言ったが、この女が献げ物をささげた祭壇は、荒らす憎むべきものが座す祭壇である。」
 主はまた言われた。
「わたしは高い天から手を伸ばして、わが僕をとらえ、大水の中から引き上げる。わが僕を憎む者は勝ち誇っているが、わたしはわが僕に勝利を与える。わたしは、わが僕の足どりを確かなものにする。どのような敵も、わが僕を害することがないように。」」


 平成19年9月10日(新年祭の前日)、主の御使いは言った。
「祭司の家系に属する者が住む地と、祭司の頭と預言者が住んだ地は、記録された。」


 平成19年9月11日夕(新年祭)、主は言われた。
「主なる神の祝宴に同席した者は幸いである。」


 平成19年9月12日(新年祭)、主の御使いは言った。
「祭司の家系に属する者が住む地と、祭司の頭と預言者が住んだ地は、幸いである。」


 平成19年9月13日、主の御使いは言った。
「彼は言う。『私は自分のために、広い家、ゆったりとした高殿(たかどの)を造ろう。』と。彼は高慢な枠を設(もう)け、杉の板張りを塗る。」


 平成19年9月19日、主の御使いはわたしエリエナイに告げた。
「主の霊があなたの上に突入した。そして、あなたは子山羊を引き裂くように反逆者の企みを裂いた。あなたは反逆者に対して、手に何も武器を持たなかった。そしてあなたは主の言葉に従い、主の神殿を離れて、自宅に閉じこもった。あなたは主の目に真っ直ぐであった。」


 平成19年9月22日(土)、贖罪日に主は言われた。
「わたしの使い(御使い)は、1000人を打った。」
 わたしエリエナイは断食していたが、この言葉の意味について思い悩んでいると、主は言われた。
「再建に励む者をあざ笑っている者たちの悪は赦されず、その罪は消し去られることがない。この世の王であると自認している者の家臣は、彼に臨んでいるのが悪霊であることを知っており、彼に逆らう者(再建に励む者)を探していた。彼は、そういう者らが現れることを恐れていたが、世において力を持たない彼らをあざ笑っていた。」


 平成19年9月23日朝、主は言われた。
「イスラエルはこう書いている。『すべての民は、彼らの両耳の金の耳輪をはずし、アロンの所に持って来た。彼はそれを彼らの手から取ると、のみで形造って若い雄牛の鋳造を作った。すると彼らは言った。“イスラエルよ、彼らがあなたをエジプトの国から導き上ったあなたの神々だ”と。アロンは見て、それの面前に祭壇を築き、“明日は、主の祭”と叫んで言った。』(出エジプト記32・3〜5)
 律法の書と預言者の書およびその後に書かれた他の書物は、多くの貴重な教えを残しているが、そこに述べられている教訓と知恵のゆえに、我々は彼ら(イスラエル)をほめたたえるべきである。
 神々の神、主は、御言葉を発し、日の出るところから日の入るところまで、地を呼び集められる。」
 昼になり、祭祀シムラトとエダヤが参詣し、わたしたちは共に食べ、飲み、主の教えを語らい、主の祭礼を祝った。主はそれを喜ばれ、祝福された。彼らが帰途につき、夕になって主は言われた。
「彼ら(かつての神殿に居る者)の目の前から食べ物は断たれ、その神の宮からは、喜びも宴(うたげ)もなくなった。そこは耕されることもなく、茨やおどろが生い茂るであろう。雨を降らせるな、とわたしは雲に命じる。
 主の民の家は、わがぶどう畑であった。わたしが楽しんで植えたのは、ユダの部族であった。わたしは正しい裁きを期待したのに、見よ、流血。正義を期待したのに、見よ、叫び。」


 平成19年9月24日、主はエダヤ、シムラト、ハナンエルに言われた。
「あなたたちは、傷のない献げ物をした。それは汚れている者も、清い者も、食べることができる。
 一方、この世の王であると自認している者は悪霊にさいなまれており、それをしずめるためにその食べ物(献げ物)を求めているが、彼はそれを得ることができない。」


 2007年9月25日朝、主の言葉が臨んだ。主はイスラエルとキリスト者にこう言われる。
「わたしはイスラエルとキリスト者の装身具を取り去る。彼らのあらゆる装身具と、彼らの家のあらゆる装飾、会堂や教会のすべての装飾を。」


 平成19年9月26日、主の言葉が臨んだ。
「傷を負ったものを主に奉献することはできない。」


 平成19年10月2日、主の言葉が臨んだ。
「わが家である神殿を奪い取った者よ、お前は油を携えてメレク神(デーモン)のもとに足を運び、多くの香料をささげた。お前は誰におびえ、誰を恐れて、あざむくのか。お前はわたしを心に留めず、心にかけることもしなかった。わたしがとこしえに沈黙していると思って、わたしを畏れないのか。わたしは、わが聖所に献げ物と香を納めることを命じた。それにもかかわらず、わたしはお前が祭司に与えるはずのものを与えず、務めに就いていた大祭司と預言者が、自分の家に逃げ帰っているのを知った。わたしは、わが神殿を見捨てられたままにしているお前を責める。
 わたしは大祭司と預言者に、自宅に聖所を造営することを命じ、務めに就かせた。こうして人々が十分の一と新しいぶどう酒と油を貯蔵室に持って来た。わたしは、大祭司に聖所の管理を命じ、祭司と助手をその助け手とした。彼らは忠実な人物であり、聖所の任務が彼らにゆだねられた。わたしは神、それゆえわたしを心に留め、聖所とその務めのために示した、彼らのまごころを消し去らない。」


 平成19年10月4日、主の言葉が臨んだ。
「神殿を盗み、異教徒の女を妻に迎えた者よ。わたし自身がお前の着物の裾(すそ)を顔まで上げ、お前の恥はあらわになった。」


 平成19年10月15日、主の言葉が臨んだ。
「仮庵祭に聖所に参詣した者、そしてまた仮庵で夜を過ごした者よ。あなたは誉むべき者。」


 平成19年10月16日、主は神殿盗人について言われた。
「彼女は男に泣きすがった。彼女がしつこくせがんだので、彼は彼女に言ってしまった。彼女は同族の者に言った。」


 平成19年10月17日、主は言われた。
「わたしの顔は心のまっすぐな人に向けられる。わたしは、わたしの名のために怒りを抑え、わたしの栄誉のために耐えて、悪人を滅ぼさなかった。しかし、悪人のゆえに野にも草が生えないので、野ろばは裸の山の上に立ち、山犬のようにあえぎ、目はかすむ。」


 平成19年10月29日、主は言われた。
「あなたたちの神、わたしはあなたたちの主、あなたたちとあなたたちの先祖を、奴隷にされていた民の中から導き上り、あなたたちの目の前で数々の大きな奇跡を行い、あなたたちの行く先々で、またあなたたちが通って来たすべての民の中で、あなたたちを守ってきた。
 またそのころ、西の人々が異邦人の女と結婚していることが、わたしに分かった。」


 平成19年11月8日、主は言われた。
「預言者と大祭司は、神殿の都からそこに来て、自宅を設けて住んでいた。こうして聖所は避難して守られ、十分の一の穀物と新しいぶどう酒と油を貯蔵室に持って来ることになった。」


 平成19年11月9日(金)、安息日に入るとともに主は言われた。
「わたしは民を引き抜いて後、再び彼らを憐れみ、再び彼らのひとりひとりを、わたしからの相続地である自分の土地に帰らせよう。彼らが、かつて偶像や主人によって誓うことを学んだように、もしわたしの民の道をよく学び、わたしの名によって、『主は生きておられる』と誓うようになるならば、彼らはわたしの民の内に建てられるであろう。」


 平成19年11月13日、主は言われた。
「主なるわたしは命じて守るべき務めを定め、それぞれの任務につかせた。かつての総督の妻は、夫に言われても、務めに出てこなかった。彼女は夫を軽蔑の目で見ていたからである。彼女がしたことは、夫のみならず、すべての民にとって悪いことであった。」


 平成19年11月23日(金)、主は言われた。
「わたしは御使いを彼につかわした。わたしは御使いに言った。『彼に油を注ぎなさい。これがその人だ。』御使いは油の入った角を取り出し、彼に油を注いだ。その日以来、主の霊が激しく彼に降るようになった。御使いは彼を助けた。
 主の霊は彼と共にある者らと、共にあった。しかし主の霊は、逆らう者からは離れたので、逆らう者を悪霊がさいなむようになった。
 彼は笑いたわむれる者と共に座って楽しむことなく、捕囚となって捕らえられ、独りで座っていた。わたしは彼にこう言った。
『あなたが帰ろうとするなら、わたしのもとに帰らせ、わたしの前に立たせよう。もし、あなたが軽率に言葉を吐かず、熟慮して語るなら、わたしはあなたを、わたしの口とする。あなたが彼らの所に帰るのではない。彼らこそあなたのもとに帰るのだ。』と。
 その後、わたしは多くのことを語った。」


 平成19年11月26日、主は言われた。
「あの異邦人の女は、主の民に挑戦し、朝な夕なやって来て、同じ所に立った。しかし、わが僕はそれを退け、わたしは僕を自宅に逃れさせた。逆らう者は恥ずべきものへの祭壇を設けた。わが民よ、あなたがたは、逆らう彼らのために祈ってはならない。彼らのために嘆きと祈りの声をあげてはならない。災いのゆえに、彼らがわたしを呼び求めてもわたしは聞き入れない。
 わたしの家で、わたしの愛する者はどうなったのか。多くの者が悪だくみを行い、わが民からわが家を取り上げている。わが民よ、あなたに災いがふりかかるとき、むしろ喜べ。
 祭司は逆らう者の場所から聖所を移して新たにし、そこで主の書を開き、主をたたえ、主を礼拝した。律法に従い、祭礼を催した。
 逆らう者は、わが僕によって隠されていたなぞを解いたが、逆らう者に与えられるのは晴れ着ではなく、汚れた血にまみれた死者の衣。
 彼らはわが民に害を加え、わたしの家から去らせた。今度はわが民が、逆らう者に害を加えても、罪がない。」 


 平成19年12月1日(土)の夕に、主はわたしたちに御顔を向けられて、こう言われた。
「神からの正しい知恵によって、何事にもふさわしい時があるということをさとるならば、災難がふりかかるにも、ふさわしい時があるものだと分かるのである。あなたがたによって、それをさとる者は、あなたがたにとって王冠となる。まるで子らが、父の輝きとなるようだ。」


 平成19年12月4日、主は言われた。
「光に背く人々がいる。彼らは光の道を認めず、光の射すところにとどまろうとしない。
しかし、あなたたちは、地の産物の初物とすべての果実の初物を、毎年主の聖所にささげ、律法に書き記されているところに従って行っている。」


 平成19年12月6日、主は言われた。
「富の力に惑わされないように注意せよ。財産を得て道を誤る者の、なんと多いことか。苦難を経なければ、人は役に立つものにならない。」


 平成19年12月7日(金)朝、主は言われた。
「竜に隷属していた人々は、主の民に敗北したことを認めて和を請い、主の民に従うようになる。彼らは、姦淫の女に従わなくなる。」 


 平成19年12月11日、主は言われた。
「足取りの堂々としているもの、堂々と歩くもの、それは腰に帯した者。」


 平成19年12月27日朝、主は言われた。
「どれほど彼らは、わたしが導いた所で、わたしに反抗したことか。わたしを悲しませたことか。彼らは繰り返し、わたしを試みた。そして彼らの神であるわたしを傷つけた。彼らは、彼らを敵の手から贖(あがな)った日の、わたしの手を思い出さなかった。
 死の門が広く彼らを迎え入れ、死の闇の門から彼らは陰府(よみ)に導かれる。

 信仰の誉れを遺すことは香油にまさる。信仰者が死ぬ日は、生まれる日にまさる。信仰者の弔(とむら)いの家に行くのは、酒宴の家に行くのにまさる。
 弔いの家には人みなの終わりがある。命あるものよ、心せよ。
 悩みは笑いにまさる。顔が曇るにつれて心は安らぐ。知恵ある者の心は弔いの家にあり、愚者の心は快楽の家にある。事の終わりは始めにまさる。
 知恵ある者からの叱責(しっせき)を聞くのは、愚者からの賛美を聞くのにまさる。」


 平成19年12月30日夜、主は言われた。
「神を信じようとせず、救いに依り頼まない者には、死の門が広く彼らを迎え入れ、死の闇の門から陰府(よみ)に導かれる。」