主は言われた 2008
平成20年1月24日夜、問いに主は答えられた。
「エリエナイに対して、わたしの他に剣を突きつける者は誰か(舌は剣)。誰が彼に食べ物を与えるのか。野のすべての獣(異邦人)が彼に対している。しかし彼が木の下に伏せると、木の影は彼を覆い、川辺の柳は彼を包む。川が押し流そうとしても、彼は動じない。水が口に流れ込んでも、ひるまない。まともに捕らえたり、罠にかけうるものがあろうか。
わたしの他に彼を捕らえることはできない。誰が彼に綱(つな)をつけることができようか。彼が誰かの顔色をうかがい、丁重に話したりするだろうか。誰が彼をつないでおくことができようか。誰が彼を取り引きにかけ、商人たちに切り売りすることができようか。誰が彼の頭を傷だらけにすることができようか。彼に挑むほど勇猛な者はいまい。いるなら、わたしの前に立て。あえてわたしの前に立つ者があれば、その者には褒美を与えよう。天の下にあるすべてのものはわたしのものだ。彼のわざについて、わたしは黙ってはいられない。」
平成20年2月10日(日)夕、主は言われた。
「ハナンエルは亜麻布のエフォドを着て、主の御前に仕えていた。シムラトとエダヤはハナンエルと共に、祭礼の度ごとの献げ物を献げに上ってくるとき、それを届けた。わたしは彼らを祝福し、『あなたが主なるわたしに願って得たこの子エダヤは、わたしがあなたによって授けた子である。』と言った。こうして彼らは家に帰った。」
平成20年2月11日夕、主は言われた。
「昨日わたしが語った言葉は清い。土の炉で7たび練り清めた銀も、その清さに及ばない。」
平成20年2月20日朝、主は言われた。
「わたしは苦難の時に隠れていられようか。悪しき者の燃える驕(おご)りによって、その彼らが考えた策略によって、貧しい人が捕らえられている時に。なぜなら、悪しき者は彼の魂の欲望について誇り、貪欲な者は主を祝福しながら侮る。悪しき者は彼の鼻の高さ(高慢さ)のようには神を求めず、すべての彼の策略には神がない。彼は町外れの待ち伏せ場所に座し、彼の目は不幸な者をうかがい、清い者を隠れた所で抹殺する。茂みの中の獅子のように、隠れた所で彼は待ち伏せ、貧しい人を強奪するために待ち伏せ、彼の網で彼が引くことによって、貧しい人を強奪する。」
平成20年2月26日、主は言われた。
「彼らは語った。神に対して、こう言ったのである。『神は私たちに食卓を整えることができるだろうか。まことに彼は岩を打った。すると水がほとばしり出て、川があふれ流れるが、民にパンを与えることができるだろうか。神は肉を民に備えることができることができるだろうか。』と。わたしは、これを聞いて激怒し、彼らの中に火が燃え上がった。怒りもまた、彼らに向けて上がった。なぜなら彼らは神を信じようとせず、神の救いを信頼しなかったからである。わたしは眠っていた者のように目覚め、ぶどう酒で奮い立つ勇士のように、敵を打って退かせ、敵はとこしえに嘲られるものとなった。そしてわたしは敵が再建しようとした神殿を拒んだ。またわたしは、レビ(祭司、預言者、レビ人)に与えられるはずのものが与えられないことを見て、務めに就いていた祭司と預言者を、自分の家に帰るよう命じ、避難させた。
神に従う人の唇は多くの人を養う。無知な者は意思が弱くて死ぬ。人間を豊かにするのは主の祝福である。人間が苦労しても何も加えることはできない。
わたしは討つものに命じて言った。『入って、討て。一歩も外に出すな。』と。命じられた者は敵を剣にかけ、そこに投げ捨てるであろう。」
平成20年2月28日、主は言われた。
「ある者が手紙を書き送った。『今、この手紙が届いたら、あなたたちのもとには、あなたたちの主君の部下、それに蓄えているものがあるのだから、その主君の部下の中から最も優れた正しい人物を選んで、主君の王座につけ、あなたたちの主君の家のために戦え。』彼らは大いに恐れ、『2人の主君でさえ彼に立ち向かえなかったのに、どうして我々が立ち向かうことができよう』と言った。そこで寺院の長、地域の長、長老たちはこう言った。『私たちはあなたの僕です。あなたがお命じになることは何でもいたします。私たちにはだれをも主君として立てるつもりがありません。あなたの目に良いと映ることをなさってください。』初めの手紙を書き送った者は、彼らにもう一通手紙を書いて、こう言った。『もしあなたたちが私の味方をし、私の命令に従うなら、あなたたちの主君の部下たちを排し、私のもとに来なさい。』と。主君の部下たちは、それぞれ地域の者たちに養われていた。
神に逆らう者の口によって町は滅びる。心ない者は友人を侮る。英知ある人は沈黙を守る。」
平成20年3月12日、主は祭司シムラトに言われた。
「わたしはあなたの敵たちが、あなたが揺れ動かされるときに喜び躍ったり、『私は彼に勝った』と言うことがないようにする。あなたは、わたしの慈しみに依り頼むがゆえに。あなたの心が、わが救いに喜び躍るように。あなたは、喜び歌いなさい。なぜなら、わたしがあなたに報いるがゆえに。
あなたは言った。『わたしは重い罪を犯しました。主よ、どうか僕の悪をお見逃しください。大変愚かなことをしました。』と。」
平成20年3月30日、主は言われた。
「祭司シムラトは、聖所の献げ物から自分の分を受け取った。彼らに与えられたのは、わたしに献げられたものである。これが与えられた。」
平成20年3月31日、主は言われた。
「(2月28日に続いて)翌朝、彼は言った。『わたしは主君に対して謀反(むほん)を起こし、彼はそれを知った。主がアハブの家を討てと言われたのだ。アハブの家に対してお告げになった主の言葉は一つも地に落ちることがない。主はその僕エリエナイによってお告げになったことを実現された。』
彼は城壁の中にいた民を追い出したかった。そこを占領したかったからである。
高慢には軽蔑が伴うが、主の僕が高慢な輩に軽蔑されるのは、主の僕が謙遜であるからだ。だが謙遜には知恵が伴っている。」
平成20年4月3日、主は言われた。
「わたしは枝を海にまで、若枝を大河にまで伸ばした。人間が話したとしても、神を説明できるだろうか。人間が何か言ったところで、神を説明できるだろうか。」
平成20年4月4日、主は言われた。
「預言者は主の民が求めたことについて、すべて応えた。大祭司がその後を引き継いで民を率い、その後は総督が、民を率いて歩む立場にあった。預言者と大祭司は、その後も民を導いた。総督はアハブを討つことを願ったので、預言者と大祭司は祈って言った。『あなたの民が敵に向かって戦いに出て行くとき、わたしたちの願いに耳を傾け、彼を助けてください。』
しかし総督は罪を犯し、敵の手下から、こう聞いた。
『主君はこう言われる。お前は誰を頼りにして戦いを挑むのか。』」
平成20年4月20日、主は言われた。
「わが民と祭司が穀物と新しいぶどう酒と油の礼物を納めるのは主の聖所である。そこは聖所用の祭具類があり、祭司がいるところである。わが民は決してそれをおろそかにしない。」
平成20年5月12日、七週祭(五旬祭)が明けた朝、主は言われた。
「我々の祝いの日に、教会の指導者たちはぶどう酒の熱で無力になり、陰謀を働く者たちと手を結んだ。」
平成20年5月21日の朝、主は言われた。
「シムラトは、七週祭を子供と共に聖所で祝いたいと、主に向かって祈った。『主よ、わが神よ、この子が主に立ち返りますように。』その日、皆、定められた献げ物をささげ、喜び祝った。わたしは大いに喜び、共に喜び祝った。主の聖所の喜びの声は天にまで響いた。」
平成20年5月22日の朝、主は言われた。
「七週祭(五旬祭)のその日、ルツ記について伝えられ、モアブの女ルツが、いかにして主に立ち返ったかを、あなたたちは知った(モアブ人はかつて、パンと水をもって主の民を迎えず、バラムを雇って主の民を呪わせようとしたため神の会衆に永遠に加われないとされていた)。なぜ、ルツの子孫にダビデが生まれ、その末にキリストが遣わされたかを、あなたがたは理解した。わたしは、その呪いを祝福に変えた。あなたたちは、七週祭(五旬祭)に『ルツ記』を朗読することの、真の意味を悟った。」
その日の昼、主は言われた。
「キリスト者を称する者たちよ、いつまであなたたちは不正に裁き、神に逆らう者の味方をするのか。わたしはあなたたちに恵みを施そうとして、あなたたちを待つ。わたしはあなたたちを憐れむために、立ち上がる。まことに、わたしは公正なる神。すべての主を待ち望む者たちは幸いである。」
平成20年5月24日深夜、主は言われた。
「エリエナイは、わたしが命じたとおりに、主の民の指導者を選んで祭司と共同体全体の前に立たせ、わたしがエリエナイを通して命じたとおりに、彼を職に任じた。しかしながら任じられた指導者らは誰もアハブを打つことができなかった。ただ、このことだけは知っておくがいい。わたしがアハブの家に対して告げた言葉は一つも地に落ちることがない。わたしは僕エリエナイによって告げたことを実現した。」
平成20年5月26日朝、主は言われた。
「わたしは彼(職に任じた者)に所有させた地において、穀物の献げ物と香を納めることを命じた。しかし、祭司に与えられるはずのものが与えられず、務めに就いていた祭司と預言者がないがしろに扱われていた。わたしは、彼らを自分の家に帰らせ、そこに聖所を置かせた。わたしは職に任じた者を責め、なぜ神殿を見捨てられたままにしておくかと言った。わたしは新たな聖所で祭司と預言者を、務めに就かせた。そして彼らは、献げ物を持って来た。」
その日の昼、主は言われた。
「職に任じられた者のうち1人は、その罪のため難病の床につき、その身柄は一族に引き取られた。その難病に彼の一族は敬意を表した。彼が自らの罪のために負った難病を『民の病を負う救い主の病』だと偽りの証を立てたからである。彼はマナセの罪に習って罪を負ったのである。彼はその罪のため、その職にあったのは、わずかの期間であった。」
平成20年5月27日朝、主は言われた。
「律法は完全な魂を回復させ、主の証しは確実に無知な人を賢くする。」
その日の昼、主は言われた。
「わたしの聖所については、わたしが祭司に管理させ、わたしがその責任をもっている。」
平成20年5月28日夜、これを見る者たちに対して主は言われた。
「世の権力者は、わが僕たちがかつて属していた民を占領しようとしていた。彼らはペリシテ軍のようにわが僕が属していた民と戦い、民の多くは逃げ去り、ある者は捕らえられ、彼らの手に落ちた。ペリシテ軍がサウルとその息子らを討ったように、彼らは門主とその家臣たちを討った。わたしは聖なる天から彼(後のエリエナイ)に答えて、わが手による救いの力を示した。ある者たちは権力を誇り、またある者は財産を誇るが、わが民は、彼らの神である、わが名を誇る。権力や財産を誇る者らは、またそれらに屈し、またそれらによって倒れる。しかし、わが民は倒されることなく立つ。立ち上がって、奮い立ち、勝利を得る。」
平成20年6月4日朝、これを見る者たちに対して主は言われた。
「悪い者たちの口によって町や国は壊される。教会も。彼は、彼の心の中で言う。『神は私を忘れた。神は御顔を隠し、永久に私を見ない』と。
諸国民の中で、わたしの名を知り、感謝し、ほめ歌う者に、わたしは、わたしの王イエスの救いを大きくし、油注がれた者に慈しみを施す。彼の子孫にまで永遠に。天はわが栄光を語っている。大空はわが両手の業(わざ)を告げている。昼は昼に言葉を語り、夜は夜に知識を示す。」
平成20年6月6日(金)朝、主は言われた。
「かつて神殿を建立すると誓った者は、何年たってもなお神殿の破損を修理しなかった。誠実な友は何ものにも代え難(がた)く、その素晴らしい値打ちは計り難い。誠実な友は命を保つ妙薬。主を畏れる者は、そのような友を見出す。」
昼、安息日に入る前に主はまた言われた。
「主なるわたしは立ち上がる。神であるわたしは手を上げる。わたしはへりくだる者たちを忘れない。」
平成20年6月16日、主は言われた。
「『神よ、彼らを罪に定め、そのたくらみのゆえに打ち倒してください。彼らは背きに背きを重ねる反逆の者。彼らを追い落としてください。』と祈る者よ。お前は、わが民を称しているが、わたしはお前を知らない。わたしは、わが民を呪うお前を打ち倒し、お前を追い落とす。」
平成20年6月25日、主は言われた。
「わたしは、かつて言った。『わたしの言葉を聞かず、戒めを守らず、わたしの掟を捨て、わたしの法を捨て、わたしの契約を破るならば、わたしは必ずあなたちにこうすると。すなわち、あなたたちの上に恐怖を臨ませ、肺病、失明や衰弱をもたらす熱病にかからせる。あなたたちは種をまいてもむなしい。敵がそれを食べ尽くす。わたしは顔をあなたたちに向けて攻める。それゆえ、あなたたちは敵に打ち破られ、あなたたちを憎む者に踏みにじられ、追う者もないのに逃げ去らねばならない。』
しかしわたしは、永遠に責めることはない。そして永久にわたしが怒ることはない。霊がわたしの前で衰えることがないように。その魂は、わたしが造ったのだから。
あなたたちのむさぼりの罪により、わたしは怒り、打った。わたしは怒って姿を隠した。あなたたちは背いて、その心の道を行った。
その道をわたしは見た。わたしの言葉を聞き、従うならば、わたしは、いやす。わたしは導く。そして、わたしは慰めをもって報いる。あなたたちのために悲しむ者たちにも。
わたしは唇の果実を創造する者。与えよう。平和を。平和を。遠くの者に。そして近くにいる者に。わたしが、あなたたちを、いやす。」
平成20年7月1日、主は言われた。
「あなたがわたしを王とし、わたしを神とするならば、わたしはあなたの叫び求める声をよく聴こう。あなたはわたしに向かって祈れ。そうすれば、わたしは朝ごとに、あなたの声を聞こう。朝ごとに、あなたが備え、わたしを待ち望むならば。
なぜならわたしは、悪を喜ぶ神ではない。悪人は、わたしの許(もと)に宿らない。高ぶる者たちは、わたしの目の真正面に、しっかり立つことができない。わたしは、すべて邪悪を行う者を憎む。わたしは、虚偽を語る者たちを滅ぼす。わたしは、血を流す人と、欺きとを、厭(いと)う。
しかし、わたしの豊かな慈しみの中にある者は、わたしの家に入り、わたしへの畏敬をもって聖なる宮に向かって伏し拝む。わたしは義によって彼らを導き、彼らを狙う者たちから守り、わたしの道を彼らの面前に真っ直ぐにする。」
平成20年7月3日、主は言われた。
「主なるわが住まいは何と愛すべきところであることか。わが庭を慕って、あなたの魂は絶え入りそうなほどである。あなたの心と、あなたの肉は、生きている神に向かって、喜び歌う。小鳥もまた、わたしの家を見つける。かつて王を自称した者がそこを占拠したが、その占拠は終わった。」
平成20年7月15日、主は言われた。
「支配者たちよ、今や悟れ。地の裁き人たちよ、わが諭しを受けよ。畏敬を持って主に仕え、おののきをもって喜べ。
わが子に口づけせよ。彼が怒らないため、またあなた方が道で滅びないために。なぜなら、彼の怒りは直ちに燃えるからだ。
幸いだ、すべて彼の中に逃げ込む者たちは。支配者たちや地の裁き人たちの前から逃れて、わが子の中に逃亡する者たちの声が聞こえる。『主よ、わが敵たちが何と増えることでしょうか。大勢が主に対して立ち上がります』と。」
平成20年7月30日、主は言われた。
「かつて捕囚されていたわが僕が帰還した頃、民が異邦人と通じていることが分かった。彼らの半数は、それぞれ異教徒の風習にならい、わたしの言葉に従わなかった。任命者たちは神に逆らって謀反を起こし、主の民を打ち散らした。捕囚のわが僕が解放されて帰還し、聖所を再建していた頃のことである。
わが僕は、『命の水』を彼らに与えた。また彼らのためだけでなく、『地に命の水を与えてください。』と祈った。また『この地に飢饉が広がったり、疫病がはやったり、いなごやバッタが発生したり、敵がこの地を侵略したり、その他どんな災い、どんな難病が生じたときにも、あなたの民が、災いと病苦を思い知って、主の聖所に向かって祈るなら、そのどの祈りにも、耳を傾け、彼らの歩んできた道に従って報いてくださいますように。』と祈った。」
平成20年8月13日、主は言われた。
「その日、モーセの書に『アンモン人とモアブ人は神の会衆に永久に加われない』と記されているが、モアブの女ルツはそれをくつがえしたことが分かった。ルツからダビデが出て、ダビデの末にメシヤが生まれたのである。」
主はまた言われた。
「主なるわたしを呼び、わたしに向かって声を上げるならば、わが聖所からわたしは答える。」
平成20年8月18日、主はセイルのエドムである、かつてソタイと呼ばれた者にこのように言いなさいと、わたしエリエナイに命じられた。
「わたしの僕エリエナイはハナンエルと共にかつてそこに滞在していた。しかし今はそこにいない。お前が築いて頼みとしてきた城壁を、攻め囲む者らはついには崩してしまう。彼らは、わたしがかつて与えた地を攻め囲む。お前は敵に包囲され、追いつめられた困窮のゆえに、食べられない肉をさえ食べるようになる。お前の心はわたしが命じたように計らおうとしなかった。ゆえに、お前が頼みとする者らの心にあるのは、むしろお前を滅ぼし尽くすこと。多くの者がお前を断ち尽くそうとする。」。
主はまた言われた。
「彼はかつて主の民の総督だったこともあるが、もはやそうではない。彼は悪を行い、罪に従って歩み、それを離れない。」
主はまた言われた。
「かつてソタイと呼ばれたエドムよ。お前が、『与えてくださった地に命の水を与えてください。この地に飢饉が広がったり、疫病がはやったり、いなごやバッタが発生したり、敵がこの地を侵略したり、その他どんな災い、どんな難病が生じたときにも、あなたの民が、災いと病苦を思い知って、主の神殿に向かって祈るなら、そのどの祈りにも、耳を傾け、彼らの歩んできた道に従って報いてくださいますように。』と祈っても、わたしは聞かない。わたしはお前の心を知っているからだ。わたしは彼の悪に報いる。」
平成20年8月19日、主はセイルのエドムについて、こう言われた。
「彼は城壁で、悪しき声に従い、王位に就いた。悪しき声は『彼らを超えて高い御座に再び就いてください。』と彼に言った。主なるわたしは諸国の民を裁く神。わたしは裁きを行って宣言する。わたしがお前に『お前は正しい、とがめるところはない』と言うと思うのか。お前は『逆らう者を災いに遭わせて滅ぼし、あなたに従う者を固く立たせてください。』と言う。神に逆らう者とは、お前ではないか。わたしはお前の心とはらわたを調べた。」
平成20年8月25日、主は言われた。
「おののけ、そして罪を犯すな。あなた方の寝床の上で、あなた方の心の中で語り、そして沈黙に入れ。」
平成20年8月31日、主は言われた。
「わたしを日々、彼らは求める。そして、わたしの道を知ることを彼らは欲する。まるで正義を行った民のように、そして彼の神の公正な裁きを捨てなかった民のように、彼らはわたしに義の公正を尋ね、神に近づくことを欲する。
セイルのエドムは言う。『あなたの僕は忠実に、憐れみ深く正しい心をもって御前を歩んだので、あなたは彼に豊かな慈しみをお示しになりました。またあなたはその豊かな慈しみを絶やすことなくお示しになって、その王座につく者を彼に与えられました。』
彼はまたアッシリアのために、神殿の中に建てられている安息日用の廊と外側にある王の入り口を主の神殿から取り除いた。」
平成20年9月22日昼、主は言われた。
「ソタイはかつて主の民であったが、主なるわたしの目に悪とされることを行い、ヤロブアムの罪に従って歩み、それを離れなかった。主なるわたしは彼を残虐な支配者の手に渡した。エリエナイがわたしをなだめたので、わたしはこれを思いとどまったが、もはや彼の悪はとどまることを知らないので、彼を再び残虐な支配者の手に渡す。主の民は皆、喜び祝え。主の民に平和が訪れる。」
その夜から23日の朝にかけて、主はまた言われた。
「エリエナイは、かつてソタイを職に任じた際、主の民に向かって言った。『わたしは、主の民が言ったことについては、その声に聞き従った。そして今、主の民の総督を立てた。今からは彼が、主の民の面前に歩む。わたしは今日まで主の民の面前に歩んできたが、今、主なる神と皆の前で、わたしに返答せよ。わたしが、だれかの持ち物を取り上げたことがあるか。だれかの家を取り上げたことがあるか。だれかをゆすったり、搾取(さくしゅ)したことがあるか。また、だれかの手から賄賂(わいろ)を取って、何かを見逃してやったことがあるか。あるなら、わたしはそれを返そう。』 すると彼らは言った。『あなたは私たちを抑えつけたことも、搾取したこともありませんでした。だれの手からも何一つ取り上げたりしませんでした。』 エリエナイは言った。『今日、あなたたちがわたしの手に何一つ訴えるべきことを見いださなかったことについては、主が証人だ。』 彼らは答えた。『確かに証人です。』 エリエナイは手を彼の上に置いて、主がエリエナイを通して命じられたたとおりに、彼を職に任じた。
しかし、ソタイは自らの『聖なる高台』を取り除かず、依然として自らの『聖なる高台』で献げ物をささげ、香をたいていた。彼は主なるわたしの教えに聞き従うことなく、自分たちの神である主を信じようとしなかった先祖たちと同じように、かたくなであった。
彼は、騒ぎ立ち、むなしいことをつぶやき、立ち構え、『主の枷(かせ)を引きちぎろう、主の縄を切って投げ捨てよう』と言った。わたしは笑い、彼をあざけった。そして、わたしは彼に向かって怒り、語った。わたしは憤(いきどお)りをもって彼を惑わした。『聖なる山シオンで、わたしは自ら、王を即位させた。』と。わたしが定めたところに従って、わが僕エリエナイは告げた。『主の定められたところに従ってわたしは述べよう。主はわたしに告げられた。“お前はわたしの子、今日、わたしはお前を生んだ。”と。』」
平成20年9月24日朝、主は言われた。
「ソタイはかつて主の民であったが、主なるわたしの目に悪とされることを行い、ヤロブアムの罪に従って歩み、それを離れなかった。彼はわたしを捨てた。わたしも彼を捨て、残虐な支配者の手に渡す。」
平成20年9月25日朝、主は言われた。
「預言者と祭司たちにとっては、主なるわたしが彼らの神であり、彼らはその主を捨てはしない。
ソタイは、偽りの祭壇の見取り図を、偽祭司に送った。そして彼らは、ひざまずいて顔を伏せ、礼拝した。」
平成20年10月3日朝、主は言われた。
「シムラトは、ハナンエルが民の前で巻物(ハナンエルの良い知らせとエリエナイに示された主の言葉)を読んだときに聞いた主の言葉と、主の証しを、人々に伝えた。それ(シムラトの良い知らせ)を読んだ者たちは、ハナンエルが民に読み聞かせた巻物(ハナンエルの良い知らせとエリエナイに示された主の言葉)を読んだ。それを読んだ者は、それが真に主なる神の言葉とその証しであることを知り、巻物のことを、それを聞く者たちが分かるように、人々に伝えた。それを聞いた者たちは言った。『我々に巻物のことを教えてください。』 そこで、彼は巻物のことを教えた(主の巻物を人々に伝えた者は、幸いである)。」
平成20年10月4日、主は言われた。
「神に逆らう者に平和はない。神の救いを衣としてまとい、神の慈しみに生きる人々は幸福にひたって喜び祝う。」
第7の月の10日の贖罪日が明けた平成20年10月10日の朝、主は言われた。
「エリエナイよ、あなたは、わたしの槍で敵を撃退した。わたしは祭司とレビ人の契約を汚した者のことを覚えている。あなたはすべての異邦人から祭司とレビ人たちを清め、祭司とレビ人に守るべき務めを定め、それぞれの任務に就かせた。また定められた時に献げ物を奉納し、初物をささげるように定めた。わたしは、あなたを心に留め、恵みを与える。
敵が陣を張っている中、ハナンエルは敵陣を突破し、民にわたしの水を飲ませるようにした。シムラトは、契約を汚した祭司によって汚された聖所を再建し、エダヤと共に参詣した。また人々に、わたしの水を飲ませるようにした。わたしは彼らの祈りと願いに耳を傾け、彼らを助ける。」
第7の月の仮庵祭の平成20年10月17日朝、主は言われた。
「わたしは彼ら(祭司とレビ人の契約を汚した者)の罪の年数を、39年と定める。こうして、彼らはその罪を負わねばならない。」
昼になって主はまた言われた。
「主の諭(さと)しを喜び、主の諭しを昼も夜も口ずさむ者は、水の流れのほとりに移植された木のようである。時がくれば、わたしはその実を与える。そして、その葉は、しぼまない。そして、彼がする全てのことは、成功する。彼は主の試みにたえ、御国への渡し場を手中に収めた。」
第7の月の仮庵祭の6日目、平成20年10月19日朝、主は言われた。
「わたしは言う。あなたたちは盛り上げよ。あなたたちは盛り上げよ。あなたたちは道を整えよ。あなたたちは、民の道から障害を取り除け。
高く上げられ、永遠に住む者、聖なるその名、高く聖なる所に住み、砕かれて霊が卑しめられた者と共におり、卑しめられた者たちの霊を生き返らせるために、そして砕かれた者たちの心を生き返らせるために、わたしは、まことにこのように言う。
まことに、永久にわたしが怒ることはない。なぜなら霊がわたしの前で衰えることがないように。魂は、わたしが造った。
彼のむさぼりの罪により、わたしは怒った。そして彼を打った。わたしは怒って、わたしを隠した。彼の道を、わたしは見た。」
平成20年10月20日朝、主は言われた。
「なぜ諸国民、諸民族は騒ぎ立ち、虚しいことをつぶやくのか。地の諸王、諸候は、立ち構え、共に結束して、主に対して、また主の油注がれた者に対して、立ち構える。」
昼になって、主の言葉がわたしエリエナイに再び臨んだ。
「わが民と称する者たちに言いなさい。また司祭・牧者たちにも言いなさい。
あなたたちは断食し、嘆き悲しんできた。こうして長い年月がたつが、あなたたちは真にわたしのために断食してきたか。あなたたちは食べるときも、飲むときも、あなたたち自身のために食べたり飲んだりしてきただけではないか。
エルサレムに人が平穏に住み、その周りの町々や、ネゲブと低地に人が住んでいた頃、わたしが先の預言者たちによって呼びかけた言葉を知らないのか。」
平成20年10月22日、主は言われた。
「わが民は、祭を喜び祝った。主への反逆者が倒れた後、民は平穏であった。」
平成20年10月27日、主は言われた。
「主に反逆したソタイの女は、膝を枕に彼を自分に引き寄せ、人を呼んで、彼の道をそらせた。やがて女は彼を抑え始め、彼の信仰は彼から失せた。」
平成20年10月30日、主は言われた。
「こうしてソタイの女は、残っていた主の民および有力者、レビ人、祭司を全て追い払い、1人も残さなかった。この女は、ソタイの身内も1人も残さなかった。
わたしはエリエナイに言った。幼子の上に手を置き、職に任ずるようにと。しかし女は、わたしの命令を拒み、わたしのもとに来なかった。」
平成20年11月5日、主は言われた。
「御使いは行って、獣らをとらえ、火の言葉を取って、その尾と尾を向かい合わせ、2つの尾の真ん中にその火を1本ずつ置いた。そして言った。『お前たちは、主の民の神、主が、塩の契約をもって、主の民の王権をダビデとその子孫に永遠に授けられたのを知っているはずではないか。』
僕(しもべ)にすぎなかったソタイは立ち上がって、自分の主君に反逆した。主なるわたしがこう言ったからである。『なぜ神殿の破損を修理しないのか。』と。
なにゆえ、地に属する彼らは立ち構え、共に結束して、主に逆らい、主の油注がれた者に逆らうのか。」
平成20年11月19日、主は言われた。
「ハナンエルよ、あなたは主なるわたしの目にかなう正しい善いことを行った。あなたは異教の祭壇と聖なる高台を取り除き、石柱を壊し、偶像を砕き、民にその先祖の神、主を求め、律法と戒めを実行するように命じた。あなたはまた民の家々から聖なる高台と香炉台を取り除いた。こうしてあなたの統治の下で民は平穏であった。わたしが安らぎを与えたので、その時代の民は平穏で戦がなかった。そこであなたは民に言った。『私たちは主の神殿を築き、城壁を巡らし、塔を立て、城門を造り、かんぬきを付けよう。私たちは、私たちの神、主を求めたので、命を得ることができる。主を求めたからこそ、主は周囲の者たちから私たちを守って、安らぎを与えてくださったのです。』」
平成20年11月21日、安息日を迎える日の朝、主は言われた。
「ソタイは、異教の偽りの祭壇を見て、その見取り図と詳しい作り方の説明書を、偽りの女に見せた。
土地を耕す牛やロバのように、彼らはシャベルや熊手で吹き分けられて発酵させた飼い葉を食べるようになる。」
平成20年11月23日夜、主なる神の霊が臨んで、言われた。
「これをみる者よ、わたしに耳を傾けなさい。あなたたちが主なるわたしと共にいることを望むなら、主なるわたしはあなたたちと共にいる。もしあなたたちが主なるわたしを求めるなら、主なるわたしはあなたたちに自身を示そう。しかし、もし主なるわたしを捨てるなら、主なるわたしもあなたたちを捨て去る。長い間、地にはまことの神を伝える者もなく、教える祭司もなく、律法もなかった。しかし、苦悩の中で主なる神に立ち帰り、主を求めた者に、主なるわたしは自身を示した。彼らは甚(はなは)だしい騒乱に巻き込まれ、安心して行き来することもできなかった。主なるわたしが、あらゆる苦悩をもって混乱させたので、互いに滅ぼし合った。その騒乱と混乱の中で、主なるわたしを求めた者に、主なるわたしは自身を示したのである。」
平成20年11月25日、主なる神はこう言われた。
「わたしはこの言葉を全国各地に送り、呼びかける。わたしは集まる者を聖別し、衣を与える。わたしを知る者よ、知恵に従って行動し、世の人々がバビロンに捕らえられ白髪をたくわえて安らかに陰府(よみ)に下ることを許してはならない。」
平成20年12月4日、主なる神はこう言われた。
「幸いである、悪しき者たちの助言に従って歩まない人は。そして、罪人たちの道に立たない人は。そして嘲(あざけ)る者たちの座に座らない人は。」
平成20年12月9日、主なる神はこう言われた。
「かつて祭司であったが主に背いて主に退けられた女は、霊媒の所に行って、こう言った。『私のところに来るのを拒まないでください。あなたを大いに優遇します。あなたが言われることは何でもします。どうか来て、私のために主の民に呪いをかけてください。』 霊媒は答えた。『たとえ家に満ちる金銀を贈ってくれても、わたしは主なる神に逆らうことは、事の大小を問わず何もできません。わたしが呪ったとしても、主なる神に対しては何の力もありませんし、人間が何か言ったところで、主なる神が言い負かされることはないからです。」
平成20年12月12日、私エリエナイに主の言葉が臨んだ。
「エリエナイよ、わたしはこの国の期間を数えてそれを終わらせて、次の支配者に渡す。この国は天秤にかけられて不足と判明したゆえに、国は分割されて、次の支配者に渡される。
牛がいない時、飼い葉桶(おけ)は清いが、収穫は牛の力による。忠実な者たちの証しは欺(あざむ)かない。しかし偽りの証人は嘘を告げる。彼らは嘲(あざけ)る者であって、知恵を求めても得られない。しかし知識は、聡明な者には容易に得られる。」
私は言った。「主が彼らをいやされ、後に彼らが主の神殿に上れることを示すしるしは何でしょうか。」
主は言われた。「彼らは嘲る者であって、知恵を求めても得られない。しかし知識は、聡明な者には容易に得られる。あなたは愚かな人の前から立ち去るがよい。彼らは知識の唇を知らない。」
平成20年12月15日、主なる神はこう言われた。
「わが僕らは立って行動を起こした。彼らは、離反した者たちが仕掛けた戦いに対して備えた。
背信者は、階上の部屋の上に造った祭壇と、主の神殿の庭に造った祭壇を取り壊し、そこで打ち砕いて、投げ捨てた。こうして背信者は、自分がしたことのゆえに、自ら破滅した。」
平成20年12月16日、主なる神はこう言われた。
「わたしの手は逆らうすべての敵を見つけ、わたしの右手は神を憎む者たちを見つける。怒りやすい者は愚かなことをする。陰謀家は憎むべき者。」
平成20年12月19日、安息日に入る前、主なる神はこう言われた。
「わたしはエリエナイに油を注いだ。その日以来、わたしの霊が激しく彼に降るようになった。その日以来、人々は献げ物をささげ、わたしは大いなる喜びを与え、共に喜び祝った。わたしの家の喜びは遥か彼方まで聞こえた。わたしはハナンエルに印を押し、シムラトに印を押した。」 主はまた言われた。「捕囚民のうち、彼らはそれぞれ聖所、または自分の町に戻った。」
平成20年12月28日夜、主はこう言われた。
「エリエナイよ、彼ら(世の支配者たち)が何をしているか、わたしは見せた。彼らの悪だくみを。彼らはあなたについて、『木をその実の盛りに滅ぼし、生ける者の地から絶とう。彼の名が再び口にされることはない。』と言う。
わたしは万軍の主。人のはらわたと心をきわめ、正義をもって裁くもの。わたしはあなたに見せよう、わたしが彼らに報復するのを。あなたは訴えをわたしに任せたゆえに。彼らは言う。『主の名によって預言するな、我々の手にかかって死にたくなければ』と。世の人々は皆こぞって、彼らの力にひざまずいて敬礼したが、あなたは彼らにひざまずかず、敬礼しなかった。」
平成20年12月29日、主はこう言われた。
「あなたの神、主なるわたしが、すべての民を裁く。わたしは義の裁きをし、裁きを曲げず、偏り見ない。わたしは義人たちの言葉を聞く。わたしは、ただ義のみを求める。民が命を得るために。神の義を追求する者よ、わたしが与える地を相続せよ。」